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匿名性とインターネット

オリジナル文書ページに置いた「エミちゃんの事件帖(#1, #2, #3)」、実は、現実の出来事をいくつか参考にしています。特に、#2 の方は、90年代の後半の fj.news.usage というネットニュースでの混乱をいくつか利用しています。(ネットニュース:掲示板のようなもの、Google から参照できます)

マックの電源の切りか方がわからない」という質問に、「そーしてな」という返答、これ、実際にあったんですねえ。で、喧嘩になっちゃった。

ノーボディーを名乗る、半ば意味不明な投稿も、多数の変な人から、頻繁になされました。今では、ノーボディーを弾くように、システムが設定されているんじゃないでしょうかね。

顔が見えない、相手の正体がわからない、ってのは、インターネットの一つの特徴です。このため、犯罪を企む人もいるのだが、実は、プロバイダは、利用者の正体を知っていて、ひとたび犯罪ということになれば、その情報は警察に提供されるんですねえ。

ノーボディーは、内部告発を支援するという目的の元、オランダで運営されているサイトを経由しています。だから、そうそう簡単に正体がバレないというのも事実です。しかし、重大犯罪ともなれば、多分、国際協力が行なわれ、正体もバレてしまうのではないでしょうか。(そういう意味では、#2 は事実に反する可能性大です)

えー、長くなってしまいましたので、匿名性に関する議論は、「つづく」ということにします。