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パチンコと、アニメと花札と

昨日は、色々と考えることが多くて、日記をお休みしてしまいました。何を考えていたかというと、先週末に発表された、セガとサミーの事業統合の行く末です。(俗な話でごめんなさい)

セガは、ドリームキャストの失敗と、その後のゲームソフトの売れ行き不振で、経営危機を迎えており、セガの株価下落は、親会社であるCSKの経営も圧迫する状況だったんですね。それで、パチスロの機械で儲けているサミーと経営統合する、という話になったわけです。セガにすれば財務が改善されるし、サミーにとっては、セガのブランドと、IT技術が手に入り、パチスロという枠を離れたアミューズメント事業に羽ばたける。悪い話ではないでしょう。ところが、発表後の東京市場では、サミーの株価も、セガの株価も、大きく下げてしまいました。

なんでこんなニュースに注目していたかというと、(まあ、儲け話は脇において……)セガはアニメ製作会社、トムス・エンタテイメントの大株主(というか、親会社)なんですね。ふーむ、パチスロの機械を作っている会社が、アニメ製作会社の経営にタッチするとして、はたしてどういうことになるのだろうか。ルパンⅢは良いとしても、名探偵コナンはまずいなあ。トムスからは、さっさとオサラバするか、、、等などと考えていたのでした。

セガをサミーが持つこと自体は悪いことではないでしょう。かつて花札が主力製品であった任天堂は、今やゲームが主力の会社ですから、パチスロの機械を作っている会社が、ゲームを手掛けたところで、違和感は全くありません。それが、アニメとなると、違和感、大ありなんですねえ。ルパンⅢのパチンコ台なら、三種類の台を、打った経験があるのだが、、、