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ネットと、都市と、荒野と

少し前に書きました記事、少々話が発散してしまいました。そこで、このテーマについて、もう少し掘り下げることにしましょう。

ネットと、都市と、荒野、この三つに共通するものは何でしょうか。ちょっと思いつくだけでも、いろいろとありますね。犯罪が多い、怖い場所だとか、孤独な人がそこにいるとか、自由だとか、、、実はこれらの場所は、元々普通に人々が属していた、村落的共同体の反対、なんですね。

村落的共同体というのは、村社会、限られた数の人々がそこで助け合って暮らしています。村人は、他の村人を良く知っており、今、何を考えて、何をしているかまで知っています。ま、プライバシーがないというか、おせっかいな奴が多いというか、、、村落的共同体は、そこに留まる限り、安定した人生が送れるわけですけど、そこでの人々の可能性は、限られたものでしかありません。人生、先が見えちゃうわけですね。

都市は、その点、孤独である代わりに、プライバシーは保たれ、多くの成功の機会に恵まれます。その代わり、失敗する危険もあれば、犯罪に巻き込まれる危険も高く、困ったときの助けも得られないかもしれません。

ネットは都市と同じような場所ですね。詐欺師もいれば、正体不明の相手と喧嘩になることもある、、、

ヒトは、進化の過程の長い時間、村落的共同体という人間関係の中に生きてきました。村落的共同体は、ヒトの遺伝子に組み込まれ、ヒトの生理的欲求は、そういうつながりを求めます。それが得られないと、精神的な不安定状態になり、さまざまな都市的病理現象が生まれるって訳です。

人は都市を離れて、村落的共同体を復活すべき、という極端な議論もあります。ある種のユートピアを作ろうというわけですね。だけど、都市も、進化の必然として生じたものであり、これをなくすなんてことはできないでしょう。ネットも同じ、なら、こういう現実の上で、何とかすることを考える、ってのが現実的でしょう。

って、このテーマ、書き出すと長くなりますねえ。このテーマに関しては、何回か、チャレンジするということで、今回はこの辺で止めにしておきましょう。