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言葉のイメージ (その3:まとめ)

言葉の音が人に与えるイメージについて、これまで(これとかこれとか)書いてきましたので、ここでは抜けの補足と、まとめを少ししておきましょう。

まず、言葉の音は子音と母音からなります。仮名の50音表で、段(あの段、いの段、、、)が母音を、行(あ行、か行、さ行、、、)が子音を表すわけですね。

で、母音は、感情というか、ある事態が発生したときの自分の態度を表してまして、あ~うの段は主体的、つまりあの段は多少の驚きとともに肯定的に受け入れ、いの段は困惑感なり敵対意識をもって否定的に捉え、うの段は主体的にしっかりと受け止めるという感じです。

えとおの段は、第三者的に捉えるものでして、えの段は否定的、他所に回しちゃえ、といった感覚、おの段は肯定的、興味深げに見守るという感じです。

次に子音ですけど、あ行は、子音がなく、自分や自分の感性が表面に出ます。か行は危険、精神的な緊張感を表し、さ行は静寂を、た行は、物の衝突を表し、そこから、人が行う作業、その対象を表します。叩く、取る、田んぼや畑、太鼓を叩く、それから楽しみもね。

な行は、植物、特にその下のほう(菜とか根とか野とか)、また、農業や植物の成長にも関係します。伸びる、とかね。また、な行の子音だけである「ん」は否定の意味を持ち、これに伴って、な行にも否定の意味が含まれることがあります。

は行は空気に関わるもので、葉っぱや羽、広さや、ふんわり飛翔感に関係します。ま行は、母の愛、海、そして、広大な空間に関係します。ら行は、知的な働きを表し、他と異なる(裏とか)といった意味も含み、わ行はあ行とほとんど同じです。(幼稚さが減るが)

濁音は、一般に、清音に対して意味が強調され、やかましさがまします。「ば」と「ぱ」は、破裂音であり、一瞬の動作を表すことが良くあります。

これらの音感は、日本語だけでなく、他の国の言葉でも似た印象を持ちます。これは、おそらく、音の性質によるものと思われます。

母音は、一般に、驚いたときに出てくる言葉。「い」は歯をむき出した口の形から出る言葉ですしね。か行の子音は高い周波数が含まれ、緊張感を高め、さ行は無音状態で聞こえるホワイトノイズ、た行は口の中で叩く動作があるし、んは口を開かずに発音できる。は行は空気がそのまま出て行く音ですよね。まあ、そんなことが背景にあって、人は言葉を使い出すはるか以前から、こんな音を使って、コミュニケーションを取り合っていたんじゃないでしょうかね。

なんか、書いているうちに、と同じような内容になっちゃいましたね。ま、いいか。