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円急落、その理由は、、、

為替相場に関して、ヤフーファイナンスのトヨタ板に書いた話、こっちにも書いておきますね。

なお、書き込み後に誤りに気付きましたので、一部訂正しています。


ま、先が読めてるヒトなんて、いないはずですから、私の知っているところを書いておきますね。

まず、円安の原因ですけど、自衛隊イラク派遣に伴う日本へのテロを心配して、なんて話が語られてますけど、これは、眉唾モノ。

2~3日前の円安傾向は、四半期GDP成長率年7%というバブル期並みの数字に関わらず、円が上げなかったためと。もちろん、日銀が頑張ってのことでしょうけど、これで上げなければ、円高、これ以上は期待できない。投機筋、目先の聞く筋は、手を引きます。で、遅れた人たちが、機械的な損切りに走って大幅円安になったのではないかと。

昨夜の上げは、米のインフレ傾向が発表されて、米利上げが近づいた、だからドルは強くなるだろうとの観測が出たと言われてます。その背中を、日銀が一押ししたなんて話も出てます。FOMC、いずれは利上げしたらしいけど、大統領選を控え、安直に利上げなんて出来ないような気もしますけどね。

その他の要因は、G7で、介入が正当化されたから。で、なんで、G7直後ではなく、今になってかというと、最近のユーロ高に伴い、欧州の介入が危惧されたから。

まあ、欧州が本気で介入すると、ユーロに対してドルは上がる、そのとき、円ドルが現状維持では、日本企業への打撃は大きい。日銀、円ドルの水準訂正に動くはずです。欧州の介入、まだのようですけど、今後、あるかもしれませんね。

とまあ、いろいろな要因が重なっての、今回の円安でしょう。で、先行きは、と聞かれましても、誰にもわからない。

まあ、円ドルの一年チャートを見ると、120円あたりが落ち着きどころのような気もしますけど、週明け、米高官が、再びドル安に向ける発言をするかも。日銀としては、もう一段の円安を実現したいところ。

日米欧州交えての、狐と狸の化かしあい、どんな結末を迎えるのか、そいつが判るくれぇなら、今のオイラは、大金持ちだぁ~!!