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丸谷才一氏の「平成」批判

丸谷才一氏の「平成」批判、昨日の朝日新聞に出てましたね。もちろん、日本語の大家の言われること、「音が悪い」です。

丸谷才一氏によると、の音は、古い日本語にはなかった言葉、その後出てきた言葉にも、ろくな言葉はないと。だから、「平成(へえせえ)」最悪、だそうです。特に「は行」は、を筆頭に、へこたれる、引く、蛇、等など、最悪の音なんですね。

私も、この日記で以前、言葉の音の持つイメージを議論したことがありますけど、母音のの音、受身の言葉で、あまり良いイメージがなかったのですね。ただ、は行は空気に関する音、「」音が悪いのは、「ため息」に関係するのかも、でも、その他の母音が付く奴は、それほど悪くはない。はっぱや、日や、火、微笑み、、、

年号が「」で始まるのは「平治」だけ、しかも戦乱が勃発して、翌年1月には改元と。丸谷才一氏主張のように、年号が悪いから、地震戦争不景気と、悪いことが重なるなら問題。とっとと法律を改正して、改元をするのも一つの手、あるいは、西暦を使うのも良いですね。

まあ、平成の政治家には分相応の年号、ではあるのですが、、、