コンテンツへスキップ

昨日の続き、というか、SFのディテールなどを、、、

一応、ギャラクシーエンジェルのノリでいきます。

タグボートに乗り込んだのは、ミルフィーユ桜葉みたいな女性と、飲兵衛の船長、これはスターウォーズの船長、ですね。

ミルフィーユがここにいる理由は、この人がブラックホールの発見者だから。これ、かなり見つけにくいものなのですね。何しろその大きさはパチンコ玉大。

で、いよいよロープをブラックホールに向けて発射するのですね。

(シーン1)
船長:うわ~っ、船が引き込まれる
桜葉:推力、上げてください。ターボとかぁ、ブースターとかぁないんですか~?
船長:ターボはない、ブースターは推力最大。
桜葉:そんなぁ、、、どうすればよいんですか???
船長:ロープを切るしかないだろうな。
桜葉:どうやってぇ、、、
ト:船長、桜葉に宇宙服を渡す。
船長;これを着てだなあ、、、船外に出て、
桜葉:(目をぱちくり)
ト:船長、桜葉にナイフを渡す
船長:これで、ロープを切る、と、、、
桜葉:、、、
船長:簡単な話だろ
桜葉:、、、

(シーン2)
ト:気密扉が開き、桜葉が無重力空間に漂いだす。と、何かがすぐ脇を通り過ぎる。
船長;気をつけろよ。いろんなものがブラックホールに引かれている。
桜葉:(困惑したように)判りました、これよりロープを切りにいきま~す。
ト:ボート後方のアンテナの架台を左手で掴み、右手にナイフを掴んでロープを切る桜葉。左右に見えるボートのエンジンは推力全開、ごうごうと音を立てている。不安定な姿勢で、力が入らず、ロープはなかなか切れない。と、ばきっと言う音を立ててアンテナの架台が折れ、アンテナはブラックホールに吸い込まれていく。あたりには、さまざまなものがブラックホールに向かって飛んでおり、小さな破片が桜葉のヘルメットにもぶつかる。
桜葉:うわー、もう駄目です~ぅ。
船長:そんなことを言うな。お前が任務を果たせなければ、俺たち全滅だぞ
桜葉:がんばりますぅ~
ト:飛ばされずに残ったアンテナ架台の根っこを頼りなげに掴む桜葉、
それでも、ナイフを動かすたびにロープは細くなり、ついには切れる。ほっとする桜葉。
船長:よ~くやった

(シーン3)
ト:キャビンでヘルメットを脱ぐ桜葉、船長に敬礼する。
桜葉;任務、無事、終了ですぅ
船長:いや、良くやってくれたよ。
桜葉:それにしても、一杯計器がありますね。
ト;ボートをコントロールするパネルを見る
船長:そりゃ一杯あるさ。ボートをコントロールするだけじゃなくて、ロープも扱わなくちゃならんのだからな。
ト:船長が指し示す先にはロープのコントロールボードが。そこには、リリース、ワインド、カット、なる文字が表示されている。
桜葉:あれ、この、カットって?
船長:あ、、、それ、、、ワイヤを切るボタンだったな、、、
桜葉:つまり、これ押しゃあ、あれ、切れた、というわけですか?
船長:そういうこと、、、だねえ。いやあ、わるかったね。
桜葉:つまりそれって、、、

ま、実は、そんなボタンがなくても、船をちょいと傾ければ、ロケットエンジンの熱い排ガスがロープを切るはず、なんですねえ、、、ま、そのお話は、また次回、ということで、、、