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ライブドア、村上ファンドに司直の手が伸びたことに続き、日銀総裁の村上ファンド出資問題を巡って、本日もニュースが出ております。これに絡んで、金儲けを第一に考えることの是非に関しては、日本人の間にも意見の対立がみられます。

私は、金儲けを考えることは当然である、との立場でして、でなくちゃこんなブログも書いちゃあおられません。そんな折、書棚の肥やしとなっておりました、マックス・ヴェーバーとアジアの近代化(富永健一著:講談社学術文庫1339)を読んでおりましたら、興味深い一節がありましたので、本日はこれをご紹介いたします。 ... "日本人が獲得し損なった資本主義の精神、とは" を続けて読む

ジョン・R・サール著「MiND/マインド/心の哲学」を読むことといたします。サール氏は、「意識する機械はできない」とするのですが、私は意識する機械はできると考えており、本稿では、サール氏の主張に反論を加えることといたします。 ... "マインド――心の哲学――を読む" を続けて読む

ホリエモンに続き村上氏の事情聴取と、マーケットの新しい動きに絡んで、倫理の問題を考えざるを得ない状況が続いています。でも、金儲けはけしからん、などといわれてしまいますと、そもそも株式投資など倫理に反する行為、金利を取ることを禁止するイスラムの掟などよりよほど厳しい倫理基準になってしまうのですが、いくらなんでもこれはないでしょう。 ... "美学の在処 ――倫理、とは――" を続けて読む