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3/1付け室橋 祐貴氏のBLOGOS記事「記者会見なのに『説明責任』を果たさない安倍晋三首相…」へのコメント

3/1付け室橋 祐貴氏のBLOGOS記事「記者会見なのに『説明責任』を果たさない安倍晋三首相…」にコメントしました。


| 今回の判断した根拠やエビデンスは何か、それに伴う
| 弊害やリスクとの検討はどのようにやったのか、期待
| される効果や獲得目標は何か

これらは、多分、答えられない質問だと思いますよ。そして、答えられないという事実やその理由もまた、答えられない、ということですね。

伝染病の感染は、分枝過程という数理モデルで表すことができ、初期の感染者の数からモデルのパラメータを推定すれば、将来も予測できるのですね。

分枝過程は新製品の売り上げの伸びを表すモデルでもあり、この程度のことはマーケティングをきちんとやっている企業なら、普通に行っていること。併せて、キャンペーンやCMの効果も定量的に判定しているのですね。

厚労省がこの手の分析をしていなかったら、それこそ顰蹙ものなのであって、まず間違いなくそういう分析はしているはず。

で、休校依頼を政府がしてくるということは、それが必要であるとの結果が出たと考えてやらなくてはいけません。つまり、パンデミックの危険があるという予測があるということですね。

で、その詳細を語れない理由もなんとなくわかります。つまり、今日のマスコミは、極端な話にもっていきがちだということですね。パンデミックの可能性が少しでもあるなどと語ったら、これを針小棒大に伝えること、間違いありません。

このパンデミックのリスク、実はたいしたことではないと思うのですね。つまり、パンデミックが示現いたしますと、国民の少なからぬ割合で死者が発生する。これは、政府として受け入れられないのですね。

だから、政府はこれを防ぐ有効な手を打とうとする。それが、学校の休校くらいで済むというなら、これはハッピーな話なのですね。

最悪は、感染地帯の閉鎖、たとえば、北海道の切り離しなど。ここまで参りますと、経済への打撃も甚大ですから、ここは、学級閉鎖くらいで済めば御の字だと思います。