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BLOGOS編集部の3/24付け記事「【新型コロナウイルス】村中璃子氏が明かす『誰でもPCR検査』の弊害」へのコメント

BLOGOS編集部の3/24付け記事「【新型コロナウイルス】村中璃子氏が明かす『誰でもPCR検査』の弊害」にコメントしました。


野放図な検査は医療崩壊の原因になりかねず、充分なコントロール下での検査が必要であることは確かでしょう。

でも、もう一方で、医療機関のキャパシティーの範囲内で検査数を拡大していくということも、この問題を鎮静化するためには必要であると考えられます。

つまりは、感染しているけれど症状が出ない人は、いつ何時、重篤化し得る人に感染させてしまうかもしれないため、こういう人たちも何らかの形で検出して対応していく必要があるのですね。

だから、症状が現れない人たちに検査を拡大することは、それなりの意味がある。

とはいえ、これも希望者に拡大するということではなく、必要性の高い人たちに、半ば強制的に検査を拡大していくことが肝要でしょう。

たとえば、老人介護施設の従業員は、真っ先に検査する必要があるでしょうし、接客業の人たちも定期的な検査を受けたほうが良い。何なら、検査済みシールを配布したら、お店にも喜ばれるかもしれません。

余裕があれば、感染者の多い地域で、学校単位、職場単位などで検査を行うことも有意義かもしれない。これは、潜在的な感染者の割合を見積もるうえでも有益であり、政府の費用負担で、半ば強制的にしてもよいのではないかと思います。

無理のない範囲で、できることをいろいろとやっていく、これがこの問題を終わらせる鍵じゃないでしょうか。