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中村ゆきつぐ氏の4/3付けBLOGOS記事「布マスク2枚の意味 コスト 効果 安心 朝日新聞さんタイトルに悪意が見られますよ 咳のない咳エチケット」へのコメント

中村ゆきつぐ氏の4/3付けBLOGOS記事「布マスク2枚の意味 コスト 効果 安心 朝日新聞さんタイトルに悪意が見られますよ 咳のない咳エチケット」にコメントしました。


支持します。

欧米でマスク有用論が広がったのはごく最近のことなのですね。

以前は、感染者やその周囲の人以外には、マスクは無用であるとの説が主流派でした。だから、朝日新聞社の記者のような知識人層がマスク無用論を唱えることはおかしいことではなかったのですね。

で、こういう人たちがマスクを重視する普通の人たちに対して軽蔑するようなことをしてしまうと、マスク有用論が登場しても、なかなかこれを受け入れられない。

その結果起こることは、マスク有用論から目を背けてしまうことなのですね。

今回の布マスク配布は、それ自体では、非常に有効であるということはなく、多少の効果があるかもしれないという程度でしょう。でも、元々のマスク着用にしたところで、大いなる効果があるというわけではない。

布マスク配布の効果は、あまりマスクを必要としない普通の人々がこれを使用することで、使い捨てマスクの品薄状態を緩和することにあるのではないでしょうか。

今日、医療関係者ですら、マスクの入手に苦労している。であるなら、マスクの効果が薄い一般の人にはマスク着用を遠慮してもらいたいところなのですね。

でも、一般の人にもマスク着用に多少の効果があるとなりますと、使うなとは言えない。

ならば、布マスクを配布して、これを繰り返し使ってくださいというのは、実は絶妙な政策なのですね。

アベノマスク、ひょっとするとこの先グローバルスタンダードになるかもしれない。つまり、先進国がこぞって採用する政策になるかもしれないのですね。

「一家に布マスク二枚」という一見しょぼい政策、あまり馬鹿にしたものではないように、私には思われます。