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新型コロナの現状(4/16)

新型コロナ感染状況の4/16版です。

我が国の状況

本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から484人増加して累計8,442人、死亡者は17人増加して累計136人となっております。

倍化日数は、累積感染者数が変わらずの8日、新規感染者数はさらに一日延びて9日となっておりますことは良いのですが、累積死亡者の倍化日数はさらに減少して13日となっておりますことはかなり問題であるように思われます。

感染者の一定割合が死亡すると致しますと、感染者倍化日数と死亡者の倍化日数は同じになるはずです。これまでは、累積感染者倍化日数が8日であるのに対して、累積死者の倍化日数が16日と、双方にかなりの差があったのですが、この一つの要因として、検査数が増加しているために、見かけの累積感染者数が増加しているためではないかと考えていたのですね。

感染者倍化日数と死者の倍化日数に差が生じるもう一つの理由として、感染者倍化日数の急速な低下が3月末ごろに起こったこと、死者の発生は感染者数に対して何日かの遅れを持つと考えられることが挙げられます。

そしてここにきて、死者の倍化日数が下がり始めているということは、感染から死に至るまでの遅れが14日程度あることを意味しているのかもしれません。そうであるとすると、この先我が国の新型コロナによる死者が急増することになります。これは悪いニュース。この先の死者数の変化に注目したいと思います。

コロナの推移0414

世界の状況

厚生労働省の発表による世界の状況です。昨日と比較して、多少死者の増加率が高くなっておりますことが気にかかります。特に死者の増加率の高い国に日本が含まれておりますことが気になります。これにつきましては、もう少し様子を見守りたいと思います。

コロナの感染者と死者04014