コンテンツへスキップ

新型コロナの現状(4/21)

新型コロナ感染状況の4/21版です。

我が国の状況

本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から361人増加して累計10,974人、死亡者は15人増加して累計186人となっております。

新規感染者の7日移動平均線は確実に減少に転じております。下右図で青の点線で囲んだ部分が新規感染者のピーク部分です。

コロナの推移0420

新規死亡者の7日平均線は依然上昇を続けておりますが、感染と死亡には14日程度のタイムラグがありますので、月末頃には、日々の死亡者数も減少に転じてくれるのではないかと期待しております。

世界の状況

厚生労働省の発表による世界の状況です。世界の新型コロナ感染拡大は、引き続き落ち着いた動きをしております。

コロナの感染者と死者04019

感染者数と死亡者数の比率

死亡者一人あたりの感染者数と人口百万人あたりの死亡者数に対してプロットした図を下に示します。

感染者/死亡者0414

我が国の人口当たりの死者が非常に低いレベルにある理由を探るため、今回の図にはすべての点について国名を記載しました。なお、国際比較は、累積感染者数の上位32か国について行っていますので、感染者の非常に少ない国はこの図から漏れております。

人口あたりの死者数が少ない国として、日本の他に、インド、パキスタン、ロシア、サウジアラビア、中国、韓国、メキシコ、チリ、ポーランド、ブラジル、ペルーなどが挙げられます。これらの国々は、以下のような特徴が見てとれます。

  • アジアの国が多く、マスクをしたり、人体接触の少ない挨拶というう習慣がある(日本、中国、韓国、シンガポール。非欧米諸国全部?)
  • 気温が高い赤道直下の国と南半球の国が多い(インド、パキスタン、サウジアラビア、メキシコ、シンガポール、チリ、ブラジル、ペルー)
  • BCG東京株またはロシア株の接種(日本、ロシア、ポーランド、ポルトガル、インド、パキスタン、ブラジル、東独、イラク(圏外)。韓国、中国、カナダも可能性あり)

その他、ロシアとサウジアラビアは[感染者/死者]の比率が大きな数値を付けており、徹底的な検査を行っている可能性を示唆しています。シンガポールは、この比率が極端に大きいため、上の図の右の外側に大きく飛んでおります。

逆に、人口当たりの死者の多い国は、欧米に集中しており、これらの国々では健康な人はマスクの習慣がなく、握手やキスといった挨拶をしており、北半球が冬の時期は比較的気温が低く、結核が撲滅されたということでBCGの接種も行われておりません。

こうしてみますと、日本は恐ろしいばかりの幸運に恵まれていたように思われます。緯度が比較的高く気温が低かったことはマイナスですけど、これから夏に向かい気温が上がることは大いなるアドバンテージでもあるのですね。

ただし、この幸運に甘んじていただけでは、いずれ感染が拡大してしまいます。感染の拡大に備える一方で、新型コロナウィルスの撲滅を目指さなければならない事情には変わりありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。