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赤木智弘氏の4/21付けBLOGOS記事「日本の物作りを嘲笑して、何が愛国か」へのコメント

赤木智弘氏の4/21付けBLOGOS記事「日本の物作りを嘲笑して、何が愛国か」にコメントしました。


シニカルな見方をすれば、政治権力とメディア権力が知恵と知恵(というほどでもないが)を戦わせたというちょっとだけ面白い小話で、キツネとタヌキの化かし合い、目糞に笑われた鼻くそ、というコメディなのでしょうけど、この一幕芝居の裏にはもう少し複雑な話がある。

普通の人はマスクなどしても効果がない、というのが以前の専門家の常識で、WHOもそうしていたし、欧米の常識でもあったわけで、マスクなどして街中を歩いているのは、病人でなければ遅れたアジアの人たちというのが欧米人の普通の考え方だったのですね。

だから進歩的文化人である朝日新聞の記者にもこれが常識だった。安倍総理が布マスクを配るなど笑止千万である、これが進んだ人間のものの見方であるわけです。

ところが、この4月に入ってから、普通の人がマスクをすることは、新型コロナの感染防止に効果があるとする研究結果が定説となり、欧米社会も一転してマスクの着用を推奨し、あるいは特定の場所では義務付けるようになったのですね。

これがなんと、安倍氏が布マスク配布を発表したまさにそのタイミングで起こってしまった。アベノマスクなんて嘲笑した人たちの自意識を傷つけ、価値観を大いに狂わせることになったわけですね。

こういう状況下で、一部の人たちには心理的抑圧が発生する。自分の考えを変えられないし、間違いは決して認められない。これは、人格が悪いのではなく、精神的な病気にほかならないわけで、優しく見守るしかありません。

そういう意味では、この安倍総理のユーモラスかつアイロニカルな対応は、高く評価されてしかるべきように、私には思われます。


このコメントに対する返答と再返答です。

望月 聖仁
>新型コロナの感染防止に効果があるとする研究結果が定説となり、欧米社会も一転してマスクの着用を推奨し、あるいは特定の場所では義務付けるようになった

⇒これは無いよりあった方がマシという話でしょう?
真面目にマスク製造・販売に取り組んでいた民間の一業者に対して、「ぼったくり」なる風評被害をもたらすようなことを、一国の総理たるものが、良く調べもせずに軽々しく口にすることは厳に慎むべきですし、批判されて然るべきことだと思います。
まともな国語力を解する人ならば、そう捉える文脈で発言したのですから。
単に朝日新聞系列のネットショッピングサイトで販売されていただけで、その商品の品質など何も知らず、頭のおかしい評論家の発言に乗っかるなど、公人として恥ずかしいことです。


瀬尾 雄三
望月 聖仁 さん

| 「ぼったくり」なる風評被害をもたらすような
| ことを、一国の総理たるものが、良く調べもせ
| ずに軽々しく口にすること

これは事実なのですか?

元記事を読めば、総理が口にしたのは、「いまご質問をいただいた御社のネットでも、布マスクを3300円で販売しておられたということを承知しています。そのような需要も十分にあるなかにおいて、我々も2枚の配布させていただいた」ですよね。

「『ぼったくり』なる風評被害をもたらすことを総理が口にした」という望月氏の書き込みこそ、フェイクじゃないでしょうか。

よくお確かめの上、訂正すべきは訂正されるようお願いします。