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ヒロ氏の4/27付けBLOGOS記事「日本にはなぜシリコンバレーもウォール街もできないのか?」へのコメント

ヒロ氏の4/27付けBLOGOS記事「日本にはなぜシリコンバレーもウォール街もできないのか?」にコメントしました。


日本文化のすごさというのは、そのアナーキーさにあるとよく言われます。たとえば西尾幹二氏は「個人主義とは何か」の中で以下のように書かれています。
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ヨーロッパ人のじっさいの社会制度や生活様式はつねに保守的であって、表面にあらわれた革新的な思想表現の歯止めの役割をさえ果たしているのである。一方に革新を拘束するものがあって、はじめて革新はその本来の役割や機能を発揮することができる。それがまた文化に安定と調和を与える基礎でもあろう。さもなければ、革新は単なるアナーキーに落ちこむことになるだろう。
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こうしてひたすら革新のみにいそしんだ結果、日本のほうがヨーロッパよりも、やがてはるかに進歩し、近代化し、近頃ではわれわれの生活のある部分は、ヨーロッパ人の目から見れば「未来社会」に属するような性格さえおびはじめているといわれる。それでいてますますアナーキーの傾向は激化し、生活全体がバランスを失って、落ち着きのない、あわただしい日常を強いられているのが現下の情勢である。
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秋葉原から神保町まで歩き、地下鉄で表参道まで行って渋谷まで歩く、逆のコースでも良いのですが、その過程でいろいろな店をのぞいたりしておりますと、未来がここにあるということが、なんとなく実感できるものです。

未来、、、それほどすごいものでもないのですが、、、