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Dain氏の5/16付けBLOGOS記事「『感染する自由か、監視された健康か』というレトリック『現代思想5:感染/パンデミック』 」へのコメント

Dain氏の5/16付けBLOGOS記事「『感染する自由か、監視された健康か』というレトリック『現代思想5:感染/パンデミック』 」にコメントしました。


感染経路の把握は、この先のクラスター対策中心の新型コロナ対応の中心的な課題となりますが、自主的な申告が十分高い精度で期待できない場合には、これを機械的に確実に把握する仕組みが「必須」です。

韓国の最近のアウトブレークは、少々オープンにしにくい店であったためか、正体不明の訪問者が多いという問題がありました。でも、各種の機械的データからこれを探し出すことができている様子です。

我が国の風俗営業は、必ずしも感染拡大を防止する当局の動きに協力的であるとは言えず、これらの正常営業を認める際には、何らかの強制力を伴う感染経路追跡プログラムが必要とされるところです。

問題はプライバシーをいかに守るかという点ですが、これはデータを扱う者にそれなりの倫理水準を要求すればよいだけの話です。この手の倫理水準は、今日の我が国でも、医者や弁護士や会計事務所には要求されております。

問題は、かつての社会保険庁のような、勘違いも甚だしい人たちの存在であって、勝手にデータをのぞき見してそれを漏らすなどといった、信じがたい行為をしでかす不届き者が、今日の我が国の官庁には存在することです。

ここは、高度な倫理水準を守れる部署を新たに構築し、ここでデータを扱うようにすることがまずは必要で、手っ取り早くやるのであれば、税務署にこれらの業務を依頼するというのも一つの手かもしれません。

まあ、税務署であれば、少なくとも従業員データは持っているはずで、一つの手間が省けることは確か、ではあります。

他にこの手の仕事がきちんとできる官庁は、果たしてあるのでしょうか? 旧社保庁の人たちやパンしゃぶご接待に与った人たちがいるところは、まず、除外して考えなくては駄目ですよ。