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大隅典子氏の6/1付けBLOGOS記事「COVID-19重症化に関わる生物学的『ファクターX』は?」へのコメント

大隅典子氏の6/1付けBLOGOS記事「COVID-19重症化に関わる生物学的『ファクターX』は?」にコメントしました。


以下はこのエントリーを否定するものではありませんが、読者に誤解を与えないため、一言述べておきます。

人種的要因およびBCGが効果を発揮した可能性を排除してはいけないことは、相関関係が認められる以上、当然なのですが、それだけが原因であると断定はできない、他の要因が効いている可能性も依然残されているという点にご注意ください。

これは、握手やハグの習慣がアジア人に少ないこと(これは、欧米で生活しているアジア人でも少ない傾向にある)、疫病発生時にはマスク着用の習慣があること(ニューヨークでもそうしていた!)、手洗い入浴などの清潔好き、などの点が良く指摘されるところです。

それ以外に、このエントリーで、もしや、と思った点に、米国人は他人に話すとき、目を見て話す、という習慣があるのですね。そうしないと相手に失礼だ、などと考えている様子ではあります。

これは、自動車を運転しているときにもそうする。助手席の人に話をするときなら、横を向いて運転するのが少々危ないとしても許容範囲ではあります。助手席の人が固まって前を凝視しておりますから。

でも、後部座席の人に話をするとき、運転しながら体を180°ひねって後ろの人と目を合わせて話をしようとする。これには恐怖感しかないのですね。米国では、後部座席から運転手に話しかけたりしてはいけません。

それはともかく、子音を強調する言語で破裂音を含む単語が多々あるなか、相手の目を見て話をするとなりますと、これは会話によるコロナ感染のリスクは相当に高いと思わなくてはいけない。

これらの風習、習慣といった要素も、コロナの感染には相当に影響を与えていたような気が私には致します。

メカニズムを解明できれば良いのですが、このような分析に統計的な手法だけで結論を出すことは、なかなか難しそうです。

1 thoughts on “大隅典子氏の6/1付けBLOGOS記事「COVID-19重症化に関わる生物学的『ファクターX』は?」へのコメント

  1. mitsu minomi

     ファクターXで現時点で明確になっていることはただ一つで、ウイルスか距離を置くということだ。
     すなわち手を清潔に保ちマスクをしっかりして、不要不急の外出をしない。
     3密を可能な限り守る。

     それ以外は確実にわかっていることなどないのだから、しかたない。
     またこれは他の細菌、ウィルス性の伝染病においても共通して有効である。

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