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中村ゆきつぐ氏の6/16付けBLOGOS記事「検査の限界 やはり無理なのかな それでも共存できれば」へのコメント

中村ゆきつぐ氏の6/16付けBLOGOS記事「検査の限界 やはり無理なのかな それでも共存できれば」にコメントしました。


最終行のファクターXに関してですが、山中先生は免疫以外にも、かなり広い概念で、ファクターXをとらえておられる様子です。

山中「ファクターXを探せ」:https://www.covid19-yamanaka.com/cont11/main.html

これを再掲すれば以下の通りです。(箇条書きを段落番号に変更しました)
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ファクターXの候補
1) クラスター対策班や保健所職員等による献身的なクラスター対策
2) マラソンなど大規模イベント休止、休校要請により国民が早期(2月後半)から危機感を共有
3) マスク着用や毎日の入浴などの高い衛生意識
4) ハグや握手、大声での会話などが少ない生活文化
5) 日本人の遺伝的要因
6) BCG接種など、何らかの公衆衛生政策の影響
7) 2020年1月までの、何らかのウイルス感染の影響
8) ウイルスの遺伝子変異の影響
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このうち5-7が免疫に関係する部分で、1-4は社会的なり風習面での日本の特殊性といえるでしょう。

私は、3-4はあるとしても、特に2の要因が大きかったのではないかと睨んでいるのですが、多くの方が5-7の要因を重視され、日本のコロナ対策に関して楽観的になっておられるのは危険な感じがしています。

つまり、外した場合が怖い、ということですね。まだ5-7が立証されたわけでもないのですから。

ここは、あまり楽観的になるのではなく、状況に応じていつでも1-2の対応がとれるよう、充分な構えをしておかなくてはいけません。

1 thoughts on “中村ゆきつぐ氏の6/16付けBLOGOS記事「検査の限界 やはり無理なのかな それでも共存できれば」へのコメント

  1. mi.mino

    私はどれとも言い難いです。まとめてやれることをやってほしいですね。

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