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BLOGOS しらべる部の9/1付け記事「松任谷由実に『早く死んだ方がいい』と中傷投稿 大学専任講師が削除し謝罪」へのコメント

BLOGOS しらべる部の9/1付け記事「松任谷由実に『早く死んだ方がいい』と中傷投稿 大学専任講師が削除し謝罪」にコメントしました。


日本の左翼(自称「リベラル」、旧称「進歩的知識人」)の最近の問題は、論理ではなく、共感に訴えようとする点なのかもしれませんね。この事件をみて、そういうことを強く感じました。

共感というのは、麗しい人間感情であると考える方も多いのですが、ポール・ブルームの「反共感論」は、そうではない、と同書の冒頭で次のように書きます。
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共感は大いなる悦楽の源泉になる。親密な人間関係においても重要な役割を果たし得る。また、ときには善き行ないをするよう私たちを導くこともある。しかし概して言えば、共感は道徳的指針としては不適切である。愚かな判断を導き、無関心や残虐な行為を動機づけることも多い。非合理で不公正な政策を招いたり、医師と患者の関係などの重要な人間関係を蝕んだり、友人、親、夫、妻として正しく振舞えなくしたりすることもある。私は共感には反対する。本書の目的の一つは、読者も共感に反対するよう説得することだ。
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この本、結構面白い本ですから、一読をお薦めいたします。発売の際には青山ブックセンターに平積みになっていましたよ。意識の高い方には必読書、といえそうです。

最近の朝日新聞のいくつかの評論が批判されておりますが、これも、共感に依拠して論を展開しようとしているからでしょう。

まあ新聞は、読者の共感に訴えて(読者を煽って)部数を伸ばせば商売が成り立つのですが、さすがに大学教授がこれではだめでしょう。

コメディアンとか人情噺の落語家、浪曲師ならばそれでもOKかもしれませんけど、、、

2 thoughts on “BLOGOS しらべる部の9/1付け記事「松任谷由実に『早く死んだ方がいい』と中傷投稿 大学専任講師が削除し謝罪」へのコメント

  1. mi.mino

    左翼というか共産主義の失敗。政治(ブレーキ、ハンドル)と経済(エンジン)が、分離していないこと。
    だから暴走しても止まることがしにくい。しかし資本主義でも政治すなわち過度な規制緩和を行おうとすると暴走する。かっての19世紀の子供を使って過酷な労働をしたように。
    政治と経済は分離しておかなければならない。
    それは軍事と政治が分離しているように

  2. mi.mino

    >>荒井由実のまま夭折すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために。

    ひでえ。
    >>京都精華大学専任講師の白井聡氏
    自分の気に入らない発言をした人は死ねってか。
    2ちゃん並じゃん、今5ちゃんだけど氏ね。ってやつだ。

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