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新型コロナの現状(10/11)

新型コロナ感染状況の10/11版です。


我が国の状況

本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から669人増加して累計87,858人、死亡者は3人増加して累計1,626人となりました。

下の図は新規の7日平均値をプロットしております。第二波と思しきピークから順調に下げてきた我が国の新規感染者と死亡者ですが、ここしばらくは下げ渋り、上げに転じる可能性も示しておりましたが、新規死者数の減少は継続しております。新規感染者数は、本日は多少上げておりますが、増加に転じたといえるほどのものでもありません。

世界の状況

厚生労働省の発表による世界の状況を下表に示します。昨日データの更新がありませんでしたので、増加率の色分けは通常の二倍の基準で行っております。本日は、オマーンのデータの更新がありませんでした。

このところ、ヨーロッパでの感染者の増加が目立ちます。本日の数字でも、チェコ、ベルギーの新規感染者のこの二日間での増加が百万人あたりで千人を超えております。

下表から新規感染者数が赤い数字で表示されている(1万人に一人以上発生している)国名を拾っていけば、米国コロンビア、アルゼンチンスペインペルーフランス、英国イスラエル、ウクライナ、オランダベルギー、ルーマニア、ポーランドパナマチェコクウェート、ネパール、アラブ首長国連邦コスタリカポルトガルバーレーンモルドバスイスと、水色の欧米諸国と、オレンジの中南米諸国がその大部分を占め、その他には紫のアラブ諸国が目立つ程度となっております。

これまで冬であった中南米諸国が徐々に回復する一方で、徐々に気温が低下しているヨーロッパ諸国に、第二波の兆しが見えてきた、といったところではないかと思います。

北半球にありますアジア諸国も、この先は要警戒であるように、私には思われます。

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