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諌山裕氏の10/22付けBLOGOS記事「やっぱりマスクに感染予防効果はない?」へのコメント

諌山裕氏の10/22付けBLOGOS記事「やっぱりマスクに感染予防効果はない?」にコメントしました。


マスクに完全な防御を期待するのは間違いだと思いますよ。だいたい、マスクを付けていても、鼻の横から、フィルタリングしていない空気がすうすう入っております。

マスクの効果は、ソーシャルディスタンスなどの他の様々な対策と同じで、感染の確率を低減することだ、ということでしょう。

基本再生産数が2.5、つまり、感染者が治癒するまでに他人に感染させる人数は2.5人程度と考えられております。

このことから言えることは、付近に感染者いたとして、彼がまき散らすウイルスが周囲の個々の人を感染させるに十分な量あるとは考えにくいのですね。もしそんなことになっていたら、何百人もの他人が周りにいる普通の暮らしをしておれば、感染者は他の何百人にも感染させているはずですから。

と、いうことは、感染者からくるウイルスの数は、よほど濃厚に接触した人は別として、その他の人には、感染するかしないかの限界に近い程度の感染力しかないはず。ならば、ウイルスの数が6-8割に減少しただけでも、結構な効果があるはずなのですね。

おおざっぱな計算として、感染の確率を、マスクで70%に落とし、ソーシャルディスタンスで70%に落とし、ステイホームで70%に落とせば、トータルで感染の確率は35%ほどに減少する。

個人的にも、マスクの効果も無視できないのではないでしょうか。

また、基本再生産数が2.5の場合、これを35%に落とすことができれば、実効再生産数は1を下回り、感染の拡大は阻止できることになります。社会的には、これは非常にありがたいことです。

マスクの意義は、結構あると思われませんか?

1 thoughts on “諌山裕氏の10/22付けBLOGOS記事「やっぱりマスクに感染予防効果はない?」へのコメント

  1. mi.mino

    >>マスクの意義は、結構あると思われませんか?
    あるよね

    それとお元気そうで何よりです。

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