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新型コロナの現状(11/21)

新型コロナ感染状況の11/21版です。


我が国の状況

本日正午時点での厚労省の集計(国内分)では、感染者数が昨日から2,418人増加して累計126,256人、死亡者は20人増加して累計1,962人となりました。

下の図は新規の7日平均値をプロットしております。新規感染者数の急増が続いております。新規の死者も増加、PCR検査の陽性率も上昇しております。新規感染者数7日平均値の倍化日数は、このところ12日が続いております。

本日、GoToを一旦停止に向けた動きが出ております。この急増ぶりを見れば、これはやむを得ない事態であるように思われます。

感染症は、感染者の存在が新たな感染者を生み出す原因となっており、感染者が増加した段階ではそれ自体が感染急増の原因となっております。本来であれば、6月ごろの感染者、死者ともに少ない状態を維持することに全力を注ぐべきところでした。

この夏の感染が比較的少ない死者数で乗り切ったことから、新型コロナを軽視する風潮が生まれ、経済回復に意識が向かってしまったようにも思われるのですが、この夏の感染拡大は、検査数の増加という要因もあり、気温と湿度の高いことも相まって比較的軽微な影響で済んだものと考えられるのですね。

今回の感染感染拡大は、検査数が8月並みで、すでに感染者数は8月を上回っていること、冬に向かい気温が低下して湿度も低下することから、コロナが猛威を振るいやすい状況がそろっております。この先は十分な警戒が必要であり、GoToの一旦停止も、遅きに過ぎた感もあるものの、この時点で停止に踏み切ることはやむを得ないものと思われます。

世界の状況

厚生労働省の発表による世界の状況は、本日はデータの更新がありませんでした。

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