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石戸諭氏の1/21付けBLOGOS記事「罰則規定なぜ求める?新型コロナとポピュリスト」へのコメント

石戸諭氏の1/21付けBLOGOS記事「罰則規定なぜ求める?新型コロナとポピュリスト」にコメントしました。


小池氏は「夜の街に出入りする人々」を特殊な人々、「普通の都民」とは違う人々であると印象付けることに成功したが、こうした印象操作が本当に効果的だったは疑問だ。

ということですが、以前のBLOGOS記事を見れば、この町は「普通の都民とは違う人々」であったといえるのではないですか。

参考までにセクキャバ嬢A子さんのセリフの一部を紹介しておきますね。

うちのお店は春から夏の終わりにかけて、ほとんどのキャスト、黒服がコロナに感染しています。皆がコロナ経験者なので『抗体があるからもうかからない』と“無敵モード”で余裕かましてますね。コロナにかかったときの対応もさまざまで、しっかりPCR検査を受けて2週間休む子もいれば、『匂いや味がない』と言いながら、PCR検査も受けず、4~5日休んですぐに復帰する子もいました。

こんなことをしていて感染が拡大しないわけがない。当時、彼らを擁護する声もありましたが、それは実態を知らなかったからでしょう。この実態を知れば、何らかの手段で(法律を改正してでも)強制的に営業を禁止すべきであったことは明らかです。これを怠ったことが第二波を深刻化し、第三波を招き、多数の犠牲者を出し、日本経済に大きなダメージを与える結果となりました。大いに反省しなくてはいけません。


返信がついております。

Isao Matsumoto

セクキャバ嬢A子さんの話を聞く限りでは、そういう危機だろうが何だろうが働かないと生きていけない人たちこそ庶民代表と私には思われます。


瀬尾 雄三

この正月はABBAのHappy New Yearを聞いて過ごしていたのですが、この中に出てくるBrave New Worldに引かれてオルダス・ハクスリーの「素晴らしい新世界」を読み直しておりました。

これ、生殖を含めて厳重に管理された未来世界を描いたディストピア(ユートピアの反対)小説なのですが、その中に「野人保護区」というのが出てきまして、その雰囲気が先のリンクで紹介された新宿歌舞伎町とほとんど同じであることに驚かされたのですね。

今の日本は「Brave New World」なのですね。ちなみにハクスリーの描く野人保護区は、旧来の(つまりは20世紀ごろの)風習が残っている世界で、ハクスリー描く外の世界であるディストピアに対置される世界なのですが、非常に不潔であることが、ぜんぜんユートピア風ではない。上のリンクの歌舞伎町のセクキャバ風であるわけです。

コロナがもたらした良いことがあるとすれば、この世紀末的世界を味あわせてくれたこと。ABBAの物悲しいHappy New Yearやハクスリーの小説の世界が身近に感じられたことなどがあげられるでしょう。

それがウッドストックのにわか雨みたいな影響を与えてくれるなら嬉しいのですが、、、

1 thoughts on “石戸諭氏の1/21付けBLOGOS記事「罰則規定なぜ求める?新型コロナとポピュリスト」へのコメント

  1. mi.mino

    >>セクキャバ嬢A子さんの話を聞く限りでは、そういう危機だろうが何だろうが働かないと生きていけない人たちこそ庶民代表と私には思われます。
    いや庶民代表ではないだろう。
    一体何を言っているんだ。

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