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青山まさゆき氏の2/20付けBLOGOS記事「ZEROコロナの必要性はない。病床数だけ確保出来れば十分」へのコメント

青山まさゆき氏の2/20付けBLOGOS記事「ZEROコロナの必要性はない。病床数だけ確保出来れば十分」にコメントしました。


既にMinouraさんから詳しい説明が行われており、ここで私が追加する必要もないかとは思うのですが、Minouraさんは「話が長い。」これを理解する前に読むのを止めてしまう人が多そうですので、私が一言追加しておきます。まあ、私の話も長いのだが、、、

まずゼロコロナですけど、世の中には、何れかの中間的なところに安定する現象と、両極端のいずれかに発散する現象がある。新型コロナのような、人から人へと感染するタイプの病気の場合は後者で、オール・オア・ナッシングが解となるのですね。

つまり、感染者が何人に感染するかという「再生産数」が1よりも小さければいずれは感染者数はゼロになる一方で、1よりも大きければいずれは全員が感染する。

核分裂も似たような現象で、ウランに中性子があたると核分裂反応が生じていくつかの中性子が発生する。その中性子がが他のウラン原子にあたると核分裂が起こる。一つの核分裂が一つよりも多い核分裂をひき起こすと連鎖的に核分裂が進行するのですね。核弾頭ならそれでよいのですが、核エネルギーを使いたい場合は適当な核分裂が発生するように制御する。

感染症の場合も似たようなことができるのですね。つまり、感染者数が増えたらロックダウンして再生産数を減らし、感染者数が減少したらGoToをやって再生産数を増やす。こうして、適当な数の感染者数にコントロールできますと、厚労省のコロナ担当部局も、いつまでも同じ仕事で飯が食える。でもこれ、実は日本全体にとってはロスが多い。そんなことよりもさっさとコロナはゼロにしてしまった方が良い。それが普通の考え方だと思いますけど、、、


返信がついております。

加藤洋行

>つまり、感染者が何人に感染するかという「再生産数」が1よりも小さければいずれは感染者数はゼロになる一方で、1よりも大きければいずれは全員が感染する。

コロナ脳はこの1年、そんなことばかり言っていたが、実際は2月19日時点の累計で、検査陽性者数は41万8874人。この現状をどう理解していますか?


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

現在多くの国で行われているコロナ対策は、あたかも、原子炉の内部で一定数の核分裂を起こすよう、制御棒を入れたり出したりしているような話なのですね。

つまり、感染者が増えたといっては緊急事態宣言をして再生産数が1を多少下回るようにし、感染者が減ってきたら経済大事ということで旅行や外食を推奨し始める。だから、常に少なからぬコロナ患者がそれぞれの国に保たれ、経済は全然正常化できない。ばかげた話です。さっさとゼロにしてしまうのが賢いやり方だと思うのですが、、、

新型コロナの感染は人から人への感染がほとんど全てなのですね。だから、感染者がゼロになれば、それ以上の感染は起こらない一方、感染者がゼロでなければ、再生産数が1を超えている場合には再び感染者は増加を続けてしまう。

基本再生産数は2.5といわれておりますから、何も対策をしなければ、4日で2倍、40日で千倍、80日で百万倍、120日で10億倍ほどの増加となる。感染者が一人でもいる限り、コロナ対策は続けざるを得ない。簡単な算数です。


加藤洋行

思うに、西浦某もそうなんだけど、コロナ脳って単純な「なんとかモデル」に固執して、現実の複雑な要素を無視するから予想がはずれるのではないでしょうか。たとえるなら、地球上で摩擦のない世界などないのに「もし摩擦がなければ動いているものは永遠に動き続ける」と言っているようなもの。理論としては正しいが、現実を無視した理論なんて何の役にも立たない。ただ、赤っ恥をかくだけ。


加藤洋行

瀬尾 雄三

>ばかげた話です。さっさとゼロにしてしまうのが賢いやり方だと思うのですが

ばかげているのはコロナ脳のほうですよ。人類がこれまでに撲滅できたのは天然痘だけですよ。ゼロコロナが可能と信じているところが素敵です。そもそも日本国内で検査陽性者の99%が完治するコロナをゼロにする意味があるのか。ゼロコロナを目指すのに、なぜゼロインフルの目指さないのか。あいかわらず疑問が一杯。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

インフルエンザは、シベリアの野生動物の体内で増殖しているのですね。そして、冬になると渡り鳥がこれを低緯度地帯に運び込む。だから、日本国内のインフルエンザをゼロにしても、毎年いろいろな種類のインフルエンザが我が国にもたらされる。

インフルエンザの基本再生産数も新型コロナと同程度の2~3といわれていますが、こちらは約半数の人がワクチンを討ち、これにより感染が抑制されるため、マスクをしたり感染者を隔離したりするような、多少の対処をするだけでパンデミックが防がれているのですね

新型コロナに関しては、さしあたりは人から人への感染しかない。もちろん最初がありますので、その他がゼロとは言えないのですが、例外的であるわけですね。だから、感染者数をゼロにすればゼロにできる。また、変異種が種々確認されており、新型コロナウイルスを保持し続ければ危険な変異種が登場するリスクも高まる。ゼロコロナには、それなりの意味があるのですね。

やっと接種が一般化しそうな新型コロナのワクチンは、感染抑制効果が期待されているのですが、現在のところでは、死亡リスク、重篤化リスクの低下効果しか確認されておらず、マスクやソーシャルディスタンスや会食自粛などの感染防止策も引き続き必要です。もちろん、ワクチンに感染抑制効果が確認されれば、再生産数も減少するわけで、これだけでゼロコロナが達成できるかもしれません。運が良ければ、という話ではありますが、この可能性にもご期待ください。

1 thought on “青山まさゆき氏の2/20付けBLOGOS記事「ZEROコロナの必要性はない。病床数だけ確保出来れば十分」へのコメント

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