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川北英隆氏の7/18付けBLOGOS記事「日本に創造的破壊が必要」へのコメント

川北英隆氏の7/18付けBLOGOS記事「日本に創造的破壊が必要」にコメントしました。


20世紀の終わりごろに、産業界を取り巻く環境に大きな変化が生じたのですが、我が国の企業はこれに完全に乗り遅れた、ということでしょう。

その変化とは、まずは、デジタル革命、情報通信革命で、一言で言えばICT化の流れに完全に乗り遅れている。そしてもう一つが温暖化に代表される環境問題で、これにも乗り遅れている。ゴア氏をバカにしていちゃいけなかったのですね。さらに同じ流れで自然エネルギーの利用の流れにも乗り遅れている。

で、こんなことになりました原因ですが、我が国の企業や官庁がこのような変化に乗り遅れた原因は、終身雇用、年功序列といった我が国の雇用環境にあった可能性が高いのではないでしょうか。このような雇用環境は、同じ経営環境が継続する限り強さを発揮するのですが、従来とは全然異なる技術や資源を利用する、あるいは価値基準に変革を迫られたとなりますと、そのとたんに力を失い、競争に負けることになる。

過ちを改むるに遅すぎるということはない。遅れれば遅れるだけ厳しくなりはするのですが、座して死を待つよりはなんぼかマシ。なるべく早い時点で、我が国の人材活用体制を大きく切り替えなくてはいけません。

まあ、それができない体制であることが、我が国が抱えている最大の問題ではあるのですが、、、

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