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田原総一朗氏の7/28付けBLOGOS記事「東京の新規感染者5000人超えなら菅内閣瓦解も」へのコメント

田原総一朗氏の7/28付けBLOGOS記事「東京の新規感染者5000人超えなら菅内閣瓦解も」にコメントしました。


東京の街を見ていても、緊張感は感じられない。

もしこのまま感染が広がり、東京の新規感染者が5000人を超えるようなことがあれば、菅内閣はもたないだろう。

上の二つの引用部、少々の矛盾があるように思われます。つまり、感染者が少々増えても、東京の人間はあまり心配しないということですよね。ならば、新規感染者が5000人を超えても、誰も問題視しないのではないでしょうか。

なぜこんなことになるかといえば、感染者は確かに増えているのですが、死亡者が全然増えない。それどころか減っている。コロナが恐れられたのは、それが大量の死亡者を生み出すからなのですが、ほとんど死なないなら、コロナは恐れるべき病ではないのですね。参考までに、以下に数字を並べておきます。日付の後は、新規感染者、死亡者の、それぞれ7日移動平均値です

7/20: 3092 (14), 7/21: 3276 (15), 7/22: 3523 (15), 7/23: 3789(13), 7/24: 3921 (13), 7/25: 3880 (12), 7/26: 4119 (11), 7/27: 4485 (11)

マスコミやこれに登場する評論家が感染者の拡大ぶりを伝える一方で、東京都民や国民に緊張感がない、この落差の理由は、マスコミや評論家が死亡者の減少にあまり触れない一方、都民や国民はその事実を知ってしまっているからでしょう。なぜマスコミは、死亡者の減少という重要な事実に触れたがらないか、これは大いなる謎です。普通に考えれば、ジャーナリストの役割を放棄している。そして国民はそれを知ってしまった、ということですから、これはジャーナリズムにとって危機的な状況であるはずなのですね。菅政権の心配をしている場合ではない、と思いますけど、、、


最近のデータの図を以下に示します。新規感染者を示す青線は、たしかに急上昇しているのですが、新規死亡者を示す赤線が下がる一方であることにご注目ください。

1 thought on “田原総一朗氏の7/28付けBLOGOS記事「東京の新規感染者5000人超えなら菅内閣瓦解も」へのコメント

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