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早川忠孝氏の7/31付けBLOGOS記事「そろそろマスコミもオリンピック報道からコロナによる医療崩壊報道に切り替えては如何?」へのコメント

早川忠孝氏の7/31付けBLOGOS記事「そろそろマスコミもオリンピック報道からコロナによる医療崩壊報道に切り替えては如何?」にコメントしました。


我が国の新規感染者数は、ここにきて一日一万人を突破する一方で、死者数は一日10人前後が継続しております。感染者数のグラフは、明らかに第5波の到来を示しており、それも第4波よりもはるかに巨大な波の到来を示しているのですが、死亡者数のグラフは、未だ、第5波の開始すら確認することができません。

もちろん、感染者数が際限なく増加することは、医療の負荷もそれなりに増加するであろうし、死亡者も増えてくることが予想されますし、危険な変異株が生まれるリスクも増加してくることになり、好ましいことではない。

でも、オリンピックの報道を止めれば、新規感染者数が減ってくれるかといえば、それは望み薄だし、オリンピック中継がなくなると、テレビの前でおとなしくしていた人たちが街中に出てしまうことにもなりかねない。ここは、有力コンテンツを切れ目なく供給して、人々をできる限りテレビの前に縛り付けておかなくてはいけません。新作の映画を放映するのもよいかもしれない。政府がスポンサーになって、コロナ感染防止の啓蒙CMを流せばよいのですね。映画館に来る人並がテレビの前にいてくれるなら、これも感染防止に役立つはず。

コロナの感染防止を政治的ポジショントークにすることは避けなくてはいけません。コロナの感染防止は、優れて科学的、医学的現象なのであって、政治的立場で最適な対処からずれた行動を誘発することは、コロナの感染拡大を招き、国民を不要に傷つけあるいは命を奪うことになる。このようなことは、政治家として避けなくてはいけないのですね。

コロナの感染拡大防止のための現時点での最善の策は、ワクチン接種を急ぐこと、繁華街への人流を低下すること、会食を自粛すること、特に街中での飲酒を避けること、これに尽きます。オリンピックを中止したり、放送自粛したりして、何が解決されるわけでもない。これはよく考えていただきたいところです。


参考までに、本日までの国内データのチャートを下に掲げておきます。

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