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PRESIDENT Onlineの10/19付けBLOGOS記事「『今日の仕事は、楽しみですか。』”炎上→即謝罪”を歓迎するSNS社会の末路」へのコメント

PRESIDENT Onlineの10/19付けBLOGOS記事「『今日の仕事は、楽しみですか。』"炎上→即謝罪"を歓迎するSNS社会の末路」にコメントしました。


ふつうなら、これだけ炎上してくれたら、宣伝としては大成功ということになると思うけど、今回は、大失敗の部類だと思うことは、何の宣伝だか全然わからないこと、ただただ人々の不快感を煽っただけで終わってしまった、という点が失敗ということでしょう。

SNSが感性にドライブされたメディアであるというのはその通りだろうし、それはそれで意味のあることなのですが、問題は、今日の仕事が楽しみではない人が多すぎる、という点でしょう。こういう状態は、メンタルを傷つける。うつ病だとか、はなはだしい場合は自殺にだってつながりかねない。これは、品川の企業群も、対応を考えたほうがよさそうです。

仕事が楽しみでないという意味は、自己肯定感に乏しいということ、己の能力が発揮されているという感覚が乏しいことであるはずで、そうであるとすると、人々の能力もほとんど発揮されていないということにもなりかねない。ここは、個々人の能力が発揮され、それを組織内部で認め合うような組織文化に、切り替えていく必要があるのではないかと思います。

これは極端な話かもしれないけれど、かつていろいろな仕事をした中で、創造的環境であると実感したときの事務所の配置に、一つの特徴があることに気付いておりました。それは、互いに背中を向け合うように机が配置されていたこと。それぞれは、他人の顔を見ずにおのれの作業に没頭できるのですね。

米国のベンチャーなどは、さらに徹底したところも多く、それぞれの技術者は、低いパーティションに仕切られた、かなり広めのL字型デスクで仕事をしている例が多いとの印象を受けています。個々の自主性を尊重するオフィスが、まずは、創造的環境の第一歩で、それは、仕事に楽しみを見出せるようにする、一つの行き方ではないかと思います。他にも道は、いくつもあるとは思いますけど、ご参考まで。

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