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原発稼働に必要な論理以前のもの

池田信夫氏の7/11付けアゴラ記事「安倍政権の残した『動かない原発』」へのコメントです。


民主主義の世の中で、望ましい状態を得たいと思うなら、民意を味方につけなくてはいけない。国民はバカだ、非論理的だと言ってみても始まらない。

つまり、原発を推進しようとする人たちが望む結果を得たいなら、理屈を述べるだけでなく、自らが国民に信頼できる存在であって、好感される存在でなくちゃいけない。科学的に説明される『安全』以上の『安心』、これを軽視しては、望む結果は得られないのですね。

なお、論理以前の思考を重視するありかたは、前近代的なものなどではなく、最先端の研究開発でも必要と考えられており、肯定的に受け止めなくちゃいけません。

人の知性は、理性だけではなく、理性以前に機能する非論理的機能も重要な役割を果たしております。そして、カントに言わせれば、理性などあまりあてにならない。論理以前の判断力(悟性:アンダースタンディング:その一部は概念化する能力)がむしろ重要だというのですね。

そして、鈴木大拙師も指摘するように、日本的精神に脈々と受け継がれている『禅』の思考様式がまさにそれだということ。我が国で何かをしたいなら、特に、この部分を重視しなくちゃいけない。我が国の原発関係者は、その肝心かなめの部分を忘れてしまったのではないかな?

1 thoughts on “原発稼働に必要な論理以前のもの

  1. Mitsunori mi.mino

    まあ、東京湾に一つ作りな。
    それをスタンダードにするんだ

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