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変化する職場でのジョブ化

城繁幸氏の8/11付けアゴラ記事「サイバーエージェントの初任給って高いの安いのどっちなの?と思ったときに読む話」へのコメントです。


最近のテレビのリモコンがネットと電波の両建てになりつつあり、NetFlixやFuluなどの米国企業の進出が著しいのですが、ABEMAとTSUTAYAのボタンもしっかりあるのは心強い。まあ、TSUTAYAは…ですが。

だから、ABEMAの中の人であるサイバーエージェントの給料が高いのは、当然ともいえるように思います。比較する相手は、民放各社なり、GAFAなりですよね。まあ、GAFAは言い過ぎかもしれませんが。

で、ジョブ化ですけど、私が昔いた会社でも「ジョブ化」なるものをやったのですが、これが形式だけ。実質を伴うジョブ化は、全体一律にできるものでしょうか?

出来上がったラインならいざ知らず、日々変化の激しい実際の現場では、それぞれの人の機能など、文書化できるものではない。でもできる人できない人を見分けることはできるのですね。

だから、人事の管理をヒエラルキー型にする”Report To”というルールを徹底する。つまりそれぞれの人は、特定のボスのコントロール下で働き、ボスがこれを評価する。そして、ボスの評価はチームの成績によって与えるのですね。この手の実力主義、実績主義を徹底しないと、ジョブ化も結局はお題目にしかならないと思います。まあ、サイバーエージェントは、このあたり、きちんとやっているのでしょうが。

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