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インフルでも普通な超過死亡

池田信夫氏の3/3付けアゴラ記事「戦後最悪になった「超過死亡数」の原因はワクチン接種なのか?」へのコメントです。


つまり基礎疾患をもつ高齢者の容態が、コロナ感染をきっかけに悪化した間接的なコロナ死と考えることもできる。コロナ感染から死亡までは20日~30日かかるので、死亡したときは陰性だった人も多いだろう。老衰だと検査しない場合も多いと思われる。

これが普通の意味での「超過死亡」です。インフルエンザの場合は、インフルエンザによる死亡とインフルエンザのために深刻化した肺炎等による死亡のトータルと考えられているのですね。

そして、インフルエンザによる被害は、インフルエンザを死因とする死者数(年間2~3千人程度)だけではなく、関連死(年間1万人など)て評価すべきと考えられている。新型コロナも場合も、同じように考えたらよいと思います。

コロナの場合の関連死の比率は、インフルエンザの比率よりも小さいのですが、これは、コロナの検査が十分に行われているが故と思われます。関連死に関しては、コロナについても不思議なことは何もありません。ワクチンを疑わなくちゃいけない理由もないのですね。

もちろん。コロナのワクチンは、新しい技術であるだけに、充分な注意が必要であることは事実です。でも新しい技術が求められた背景には、新型コロナの急拡大があったわけで、このような脅威を前にして人々を守るために何をなすべきか、に関しては、充分な配慮が求められているところです。


返信がついております。

添田英樹

瀬尾様、死因が何であれ、ワクチンを接種した人の方が死亡の割合が多かったとしたらいかがですか?それはワクチンが理由である疑いを持たなければならないのではないでしょうか?


瀬尾 雄三

添田英樹さん

高齢者や基礎疾患のある人、あるいは多数のコロナ患者に接する人など、コロナ感染ないしコロナ死の危険因子の高い人が多くワクチン接種を行う傾向があると考えられますから、ワクチン接種とコロナ死には、一般に相関があると考えられ、この事実からワクチンの危険性を判定することはできません。

ワクチンがコロナ死の原因であるのかそうでないのかを判定するには、二重盲検テストと呼ばれる手法を適用する必要があります。

これは、ワクチンを接種する際に、同じ条件下の対象者の半数には有効なワクチンを注射し、残りの半数にはワクチンを含まない食塩水などの注射をおこない、致死率を判定する手法で、新薬の開発に際して一般的に行われているわけですね。

新薬の承認に際して行われたテストの結論を覆すためには、このテストに不正があったことを証明するか、より精度の高い試験により異なる結論を得る必要がある。これが普通の考え方だと思うのですが。


添田英樹

> 高齢者や基礎疾患のある人、あるいは多数のコロナ患者に接する人など、
> コロナ感染ないしコロナ死の危険因子の高い人が多く
> ワクチン接種を行う傾向があると考えられますから

ワクチンを接種した人の方が死亡の割合が多かったとしたら、
ワクチン接種よりも、その危険因子を取り除く方が重要だは認めるのですね?
そうであれば、その危険因子を徹底的に調べた方が、コロナ対策になったと思います。

二重盲検テストは、現実世界に比べるとサンプルが少なく、長期間の実施は困難です。
条件が現実世界に合っていない可能性もあります。
新型コロナの死亡抑制効果や、全死因に対する影響を調べた、十分な二重盲検テスト結果がありますでしょうか?


瀬尾 雄三

添田英樹さん

申し訳ありませんが、あなたのお言葉は、理解困難です。

言語とは、単語を連ねればよいというものではなく、その裏にきちんとした論理がなければ、理解することは難しい。これはコミュニケーションの基本です。

1 thoughts on “インフルでも普通な超過死亡

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