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柏崎刈羽原発のテロリスク

池田信夫氏の4/4付けアゴラ記事「柏崎原発の「テロ対策」検査の遅れで電気代はさらに上がる」へのコメントです。


安全の基本は、愚直に決められた手順を守ることなのですね。それを、面倒だとか、経済的でないなどの理由で省略すると、いずれ大きな事故につながる。特に原発では、これは破局的なことにもなりかねません。ここは、文句を言わず、規則をきちんと守るしかありません。

テロに関しては、新潟県の海岸付近というのは、特に脆弱な地帯であり、何故にこのような場所に原発を立地したかという点も、少々疑問ではあります。

当時13歳の横田めぐみさんや、蓮池さん(20歳、22歳のアベック)が北朝鮮に拉致されたのが、新潟県の海岸なのですね。蓮池さんの拉致現場は、柏崎中央海岸付近ということで、原発のすぐそばでした。逆に言えば、北朝鮮の工作員が出没しているすぐ近くに原発が立地している。恐ろしい話です。https://www.pref.niigata.lg.jp/site/kenkei/onegai-ratiyougi-jpn-j-ratiyougi.html

原発が武力攻撃の対象になることは、現にウクライナでロシアがやっております。また、正規軍によらないテロ活動がエネルギー施設をターゲットとすることもないわけではない。誰がやったのかわかりませんが、ノルドストリーム・パイプラインの爆破なども行われているのですね。

北朝鮮、中国、ロシアとは、一つ間違えれば武力衝突もないとは言えない。その時に我が国の抱える一つの脆弱な要素が日本海側の原発だということ。この事実は意識しておいた方が良いと思います。

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