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『人民裁判』尻馬に乗る奴は?

田原総一朗氏の9/20付けアゴラ記事「『旧統一教会関係議員』、処分なしでは国民は納得しない」へのコメントです。


連日メディアでは、元信者や2世信者の方々の、体験が報道されている。数千万、億単位で献金させられ、家庭がめちゃくちゃになった……。そのような体験をした1人が、安倍元首相を狙撃したわけだ。

この言葉、すごい言葉だと思いますよ。その一つは、これだけ読むと、安倍元首相を狙撃した人は、何か、英雄か何かであるような印象を受けるのですが、そういうことなのでしょうか。

もう一つは「連日メディアでは、…が報道されている」という書き方で、連日メディアが報道しているのは、何か重大な事件であるかのごとき印象を受けるのですが、本当なのでしょうか? メディアは、単に、人々の興味のあるところを報道し、人々はメディアが大きく伝える話題に興味を示す、ということかもしれません。

もう一つ言うと、メディアは、叩きやすいものを叩く。反撃してこないものを叩く。悪く言えば、弱い者いじめですね。これに似た話が以前もありまして、その名は「東横イン事件」なのですね。この事件、身障者用設備を無断で宿泊設備に転用したという事件なのですが、連日大きく報道されました。で、社長の一言が「まさかこれがこんな大きなニュースになるとは思わなかった」。私も同じ印象を受けたのですね。

東横イン事件をトップで伝えたNHKに対して、BBCのニュースの重さに対する感覚は、非常に納得がいくところです。BBCは、事件、事故であれば死者の多さを重視する。そしてそれが、政治にかかわる場合に、特に重視するのですね。我が国のマスコミは、叩きやすいものを叩く。ちなみに、東横インの場合も、何ら刑法犯として問われておりません。統一教会も、少なくとも今はそうでしょう。彼らをさばいたのは、第4の権力、マスメディアだというわけです。


コメントがついております。

山上 哲
「狙撃」は遠距離からの射撃を意味するのが普通だと思いますよ。


瀬尾 雄三
田原氏から見れば、今回の狙撃犯は、ジャッカルやゴルゴ13と似たような存在なのでしょう。つまり、やっていることは犯罪だけど、物語(フィクションですよ)の中では、ヒーロー、ある種の英雄なんですね。

まあ、エンタテインメントの世界ではこれも許されるわけだけど、現実の事件を前にこれはない。やられた者やその家族友人の気持ちを少しは考えろ!と言いたいですよ。

ジャッカルも、お話としてはよくできたものなのですが、現実のテロリストがジャッカルにあこがれる。そして実際に現実の事件を起こす。これは少々の問題ではあります。

なお、至近距離といえども、ぼろい手製の銃では、狙わなければ当たらない。そういう意味では、用語「狙撃」は必ずしも誤用とは言えません。

1 thought on “『人民裁判』尻馬に乗る奴は?

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