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「超安全」原子炉に感じる衝撃

澤田哲生氏の10/2付けアゴラ記事「革新的新型炉『SRZ1200』の衝撃」へのコメントです。


コアキャッチャーの絵の右上に「超安全」と書かれたのを見て、これは何かのギャグかなと、文章全体を見たのですが、マジ、ということですか。

たしかにこういうものがついていれば「超安全」なのですが、気合の入り方とは裏腹に、全然ハイテク感がありません。それどころか、何でこれまでの原子炉に、こういうものを付けていなかったのか、との疑問すら起こってしまうのですね。

普通に、危ないものを扱う場合は、この手の安全対策が一般的にとられています。重油タンクの周りにコンクリートの壁を設けておくとか、可燃性液体を扱う化学実験の際にバットの上で行うといったことは、ごく一般的なのですね。

そこではたと気が付いたのは、ひょっとして、炉心溶融などしない、ということになっていたのか!という点。もしそんなことを考えていたとすれば、これは非常に危険な考え方なのですね。

危険な作業の際にも、たとえば命綱が義務付けられているような作業でも、これをしない人がいる。俺は大丈夫、などという過信が、大きな事故につながってしまうのですね。原発にも似た事情があって、原発事故を招いたのは、ひょっとすると『安全神話』であったのかもしれない、そんな印象を受ける記事でした。

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