コンテンツへスキップ

本日は、トーマス・クーンの「科学革命の構造」を読むことといたします。英語版はこちらです。

なぜこんな古い本(1971年の出版)を読むかといいますと、時間を虚数として扱うミンコフスキーのやり方が、実は優れているのではないかとの疑問を持ち、こちらのエントリーにまとめを行っております。しかし、この問題は、以前のエントリー「虚数時間と地動説」で述べましたように、単に一つの学説をどうこうする問う問題以上の、学問の枠組みを変えてしまうような話であるようにも思えます。

このような問題は、クーンが「パラダイム」と呼んだものであり、この問題に取り組むヒントを探るため、まずは、クーンの問題の書を読むこととした次第です。 ... "トーマス・クーンの「科学革命の構造」を読む" を続けて読む

最近、虚数時間のまとめ記事「虚数時間の物理学:ローレンツ変換とミンコフスキー空間」に、虚数時間を使わないやり方では、テンソル表記を基底ベクトルから説明する際に問題が生じるのではないか、という旨の追記をしたのですが、本日はこの問題について解説をいたします。 ... "テンソルによるベクトルの数値表現と虚数時間" を続けて読む

先日のこのブログ「筒井康隆著『誰にもわかるハイデガー』を読む」で、筒井康隆氏をほったらかしにして木田元氏の「ハイデガー『存在と時間』の構築」を読んでしまったのですが、私が同書を読んだのはずいぶんと以前の話で、記憶も怪しいということで、この本を読みなおすことといたしました。

前回読んだときは、ハイデガーが「存在と時間」のベースとした思想について、簡単にご紹介したのですが、今回は、「存在と時間」の未完部分の主要課題であります「本質存在」と「事実存在」にフォーカスして議論することといたします。 ... "木田元著「ハイデガー『存在と時間』の構築」再読" を続けて読む

本日は、筒井康隆著「文学部唯野教授・最終講義:誰にもわかるハイデガー」を読むことといたします。

読みは致しましたが、あまり論評することがありません。そこで、同書の簡単なご紹介と、ハイデガーの哲学について、以前もご紹介した木田元氏の「ハイデガー『存在と時間』の構築」を参照しながら、私の意見を述べることといたします。 ... "筒井康隆著「誰にもわかるハイデガー」を読む" を続けて読む

このブログでは、アニメとラノベなどというカテゴリーを設ける一方で、鈴木大拙師の禅の思想について種々語ってまいりました。

ですから、鈴木敏夫氏の書かれた「禅とジブリ」などという書物を見かければ買わないわけにもいきません。

本日はこの書物について簡単にご紹介することといたします。 ... "鈴木敏夫著「禅とジブリ」を読む" を続けて読む

本日は、最近の書物であります三田 一郎「科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで」を読むことといたします。この本、本年6月の出版ですけど、すでに第3刷となっております。つまり、売れている、ということですね。 ... "三田 一郎「科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで」を読む" を続けて読む

先日のこのブログ「『アメリカの大学生が自由意志と科学について語るようです』を読む」で、「世界に対する基本認識をカント式のものに切り替えていくことが必要なのではないかと、私は考えております。そしてそれは、物理学からの要請ともなるのではないか」などと書いたのですが、本日は少し時間ができましたので、これについて書いておきます。 ... "カント式の世界認識と物理学" を続けて読む

本日はアルフレッド・ミーリー著「アメリカの大学生が自由意志と科学について語るようです」を読むことといたします。 ... "「アメリカの大学生が自由意志と科学について語るようです」を読む" を続けて読む

「ポール・ブルーム著『反共感論/社会はいかに判断を誤るか』を読む」と題する先日のエントリーで、共感力の種々の問題点についてご紹介しました。一方で、「天才を殺す凡人と、これからの経営」と題する以前のエントリーで、共感は凡人の尺度であり、市場に受け入れられるためには凡人の共感を獲得しなければならない、としております。共感に関するこの矛盾した状況につきまして、本日は考察することといたします。 ... "悪魔のささやき? 共感力" を続けて読む

本日は、比較的新しい書物でありますポール・ブルーム著「反共感論/社会はいかに判断を誤るか」を読むことといたしましょう。 ... "ポール・ブルーム著「反共感論/社会はいかに判断を誤るか」を読む" を続けて読む

時々見ておりますMechaAG氏のブログ「『subject』は『主』か『従』か」と題する面白いエントリーがありましたので、これについて、ちょっと考えてみましょう。 ... "Subject(主体)について" を続けて読む

これまでこのブログでは、人間精神が持つ三種類の知性(理性、悟性、感性)について論じる一方、世界には三種類あること(物自体の世界、個々の人が認識する世界、人間社会の共通認識としての世界)について述べてきましたが、これらの間の関係についても、ちょっと見ておきましょう。 ... "三つの世界と三つの知性" を続けて読む

本日は、馬鹿本の一つでもあります、養老孟司著「バカのものさし」を読むことといたしましょう。 ... "養老孟司著「バカのものさし」を読む" を続けて読む

この正月に西部邁氏が入水自殺されています。これに関して、西部邁氏の転向を高く評価するコメントを、以前BLOGOSに付けたのですが、本日はこの「転向」の意義について、ちょっと書いておきましょう。 ... "転向ノススメ" を続けて読む

Blogos記事へのコメントで「寛容の原則」について言及しましたので、これについて少しだけ解説しておきます。 ... "寛容の原則と論理の齟齬" を続けて読む

少々思うところがあり、「虚数時間の物理学:ローレンツ変換とミンコフスキー空間」と題する一年以上も前の記事に「天動説対地動説との類似性」と題する節を追加して少しずつ書き連ねていたのですが、多少の時間ができたこともあり、独立した記事にしておきます。 ... "虚数時間と地動説" を続けて読む

鈴木大拙著「日本的霊性」のご紹介をつづけます。 ... "妙好人:鈴木大拙著「日本的霊性」より" を続けて読む

前回に続き、鈴木大拙師の「日本的霊性」を読みます。本日のテーマは、「われ一人」と「大地」です。これらは鈴木大拙師の禅の思想の中核をなすものであるようにも思われます。 ... "「日本的霊性」の「われ一人」と「大地」" を続けて読む

前回、鈴木大拙師の「仏教の大意」を読みましたが、その中で言及のありました同氏の「日本的霊性」(今回は岩波版)を読みましたので、その概要をご紹介いたしましょう。 ... "鈴木大拙著「日本的霊性」を読む" を続けて読む

本日は、鈴木大拙著「仏教の大意」を読むことといたしましょう。中公クラシックの一冊であります同書、出版は2017年1月25日と、最近の刊行となっておりますが、鈴木大拙師が元となります講演を行いましたのが昭和21年と、本体部分は大昔に書かれております。 ... "鈴木大拙「仏教の大意」を読む:追加あり" を続けて読む

本日はアンディ・クラーク著「現れる存在/脳と身体と世界の再統合」を読むことといたします。 ... "アンディ・クラーク「現れる存在/脳と身体と世界の再統合」を読む" を続けて読む

あなたの知らない脳」を紹介するBLOGOS記事にコメントを付けたのですが、文字数の制限でわかりにくくなってしまいました。こちらで解説をしておきます。 ... "デイヴィッド・イーグルマン「あなたの知らない脳」について" を続けて読む

以前のこのブログ「数という概念と加納朋子著「スペース」の困惑」にいただいたコメントに返答を付けておきましたが、ちょっとおもしろい内容を含みますので、ブログ本体に持ってくることといたします。 ... "数の認識について" を続けて読む

2

以前のこのブログ「虚数時間の物理学:ローレンツ変換とミンコフスキー空間 」に、数の存在論と言いますか、数と人の認識に関するコメントを付けていただきましたので、この件につきちょっと考えてみます。 ... "数という概念と加納朋子著「スペース」の困惑" を続けて読む

デカルトによる神の存在証明は、自らが確かな外界の実在を信じられるがゆえに神は実在するというもので、この証明は証明になっていないとする考えが多数派なのでしょうが、ひょっとするとこの証明は良いところを突いているかもしれません。

本日はこの点について考えてみることといたしましょう。 ... "客観的外界の実在と神の実在" を続けて読む

このサイトの古い文書を読み直しているうちに、ちょっとおもしろいことに気付きましたので、書き留めておくことといたしましょう。題して、「天国の作り方」です。 ... "バーチャルヘブン:天国の作り方" を続けて読む

前回途中まで読みましたレオン・レーダーマン著「量子物理学の発見/ヒッグス粒子の先までの物語」ですが、本日は残りの部分を読むことといたしましょう。 ... "レオン・レーダーマン著「量子物理学の発見」を読む(その2)" を続けて読む

本日は、C言語を例にとって、既存のプログラミング言語でもテンソル記法を可能とする手法について考えてみることといたします。テンソル記法を導入すると、ベクトルや行列の演算(プログラミング言語上では配列の計算)がきわめて簡素に記述されます。 ... "プログラミング言語へのテンソル記法の導入について" を続けて読む

本日は、最近注目されております斎藤 康毅著「ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装 」を読むことといたしましょう。 ... "斎藤康毅著「ゼロから作るDeep Learning …」を読む" を続けて読む

以前のブログに「客観」について書きました。本日は、これを再録するとともに、「情報システム」という観点から、主観と客観について考えてみたいと思います。 ... "主観と客観:情報システムの中の世界" を続けて読む