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永守重信氏が可能としたこと

岡本裕明氏の7/23付けアゴラ記事「永守重信氏は過去の人物か、まだモーターを回すのか?」へのコメントです。


昭和57年(1982年)に総合電子出版から出た「メカトロニクスのためのDCサーボモータ」という書物(見城尚志、永守重信両氏の共著)は、当時まだ珍しかったブラシレスモータ技術のバイブルみたいな書物で、私の手持ちの本は、新書で買ったのにカバーがボロボロになっております。

当時モータといえば誘導モータとブラシ付きのDCモータが全盛で、ブラシレスモータは海外メーカにがっちりと特許を押さえられていたのですが、このころから我が国のモータメーカもブラシレスモータ(インバータモータ、ACサーボモータともいい、学者先生は同期モータと!)の技術をわがものにしつつあったのですね。

電子転流式と希土磁石は、その後のモータ技術を大幅に変え、EVを可能とし、エアコンの消費電力を半減しております。我が国は、10年後の情報革命には乗り遅れましたが、モータ革命にはきっちり乗った。これに、永守氏の果たした役割は大きかったと思いますよ。

もっとも永守氏は、見城氏を一生の師と仰いでおられたようですが、良い形で技術が伝わっておりますことは、傍で見ていてすがすがしいものがあります。

一緒にやるのは、大変そうですが、、、

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