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今日日本で普遍的な7つの大罪

岡本裕明氏の7/30付けアゴラ記事「見えない日本の展望:高齢者天国日本は『精神的』金持ちになった」へのコメントです。


『精神的金持ち』というより『怠惰』というのがより正確な表現であるように思えます。じつはこの「怠惰」、今日のカトリック教会が掲げております7つの大罪の一つでして、他の6つは、「傲慢」、「強欲」、「嫉妬」、「憤怒」、「色欲」、「暴食」となっております。

この7つの大罪、今日我が国のニュースを見ておりますと、そこらじゅうで犯されているように見えます。まあ、色欲などは、トイレにカメラを仕掛けたというようなちんけな話で、どうせならプーチンさんみたいに、豪邸に新体操の美女を囲うくらいのことをしてほしいところです。

「傲慢」は、英語で言えばプライドで、このエントリーにもあるのですが、これは、「誇り」と紙一重といったところ。実力の裏付けのないプライドが傲慢ということになるのでしょう。常々自戒したいところです。

ワイドショーやネットの書き込みのドライビングフォースの一つは嫉妬みたいに思えますし、強欲に至っては、経済記事の裏側に普遍的に隠れていそうです。暴食は、まあ、この中では罪の軽い方だと思いますし、最近の訃報もありましたことから、ここでは論評を避けておきましょう。

何れにいたしましても、これらの大罪は、カトリックという、今日の世界に広く普及している価値感でもありますし、日本的価値観に照らしても、さほどおかしくはない。これらの大罪をあからさまに犯すことのないよう、我々も気を付けていきたいところです。

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