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ジャニーズ問題と日本の地位

岡本裕明氏の7/22付けアゴラ記事「ジャニーズ事務所とビッグモーター:会社は経営者の顔の生き写し」へのコメントです。


ジャニーズの問題は、我が国において人権意識が十分ではないとの見方が、国際的に広がっているということではないかと思います。

これ、検察に係る人権問題もそうなのですが、ジャーナリズムがきちんと機能していない。これが最大の問題で、国内の自浄作用が働かないがゆえに、海外からの批判が高まってしまいます。

何故にジャーナリズムが機能しないかといえば、テレビと新聞が同じ経営母体の下にある「クロスオーナーシップ制」が問題で、ジャニーズ事務所のタレントを回してもらわないとテレビ局の経営に差し支えるがゆえに、新聞も報道を差し控えてしまう。

検察の場合は、事件報道に関するリーク情報が特ダネになるから、それが欲しいがゆえに、検察・警察への批判は差し控えてしまう。それやらこれやらで、我が国の報道の自由度は世界68位と、発展途上国並みなのですね。

別コメントにも書きましたが、我が国が先進国の一員として世界のリーダー的立場を得ようと思うなら、まずは先進国が共有する価値観を我が国にも徹底しなくちゃいけない。人権意識など、その最たるものだと思うのだが、なぜ、これに危機感を抱かない人が多いのでしょうね。

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