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「未来の有無」は、人それぞれ

池田直渡氏の4/2付けアゴラ記事「この国に未来なんてあるわけないじゃん」へのコメントです。


制服姿の女子高生2人組に追い越された。ボクを追い抜く一瞬聞こえた2人の会話は「この国に未来なんてあるわけないじゃん」と言うぞっとする言葉だった。何と言うか未来を憂いて、変えなくちゃとかそういう熱意すらこもっていない。ピシャリと冷たい言い方にホントにギョッとした。

誰かの未来がないからといって、さほど悲観する必要はない。おのれの未来の有無は、他人の未来の有無とは別に定まるのですから。優秀な人は、日本に未来がなければ、海外を目指す。これは今の日本の大問題でもあるのですね。要は、相対的な問題で、日本がだめだと思う人は、たぶん本人がだめなのでしょう。

昔、あるベンチャーと仕事をしていた時、そこの社長に言われたことがある。

馬鹿が多いと嘆いちゃいけませんよ。馬鹿が多いから、私のようなたいしたこともない人間でも、充分にやっていけるのですから

その社長さん、当時は結構評価されていたのですね。でも、自分で自分を評価すれば「普通」。まあ、そういうものだと思います。で、そんな自分がうまくやれるのは、馬鹿が多いから。まあ、所詮は相対的な評価ですから、そういうものかもしれません。

ん??? これって、結構他人を馬鹿にしていますね。まあ、そういう話を私にしてくれたということは、私はそうそう馬鹿ではないと思われていたのでしょうけど、喜んでばかりもいられません。でもこれって、真実を突いていると思いませんか?

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