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地球温暖化の前に起こる大変化

杉山大志氏の11/18付けアゴラ記事「CO2濃度はかつての1.5倍だが元に戻すべきか?」へのコメントです。


2090年を予想するには、炭酸ガス濃度のトレンド以外に、いろいろと考えなくてはいけない要素があります。その一つは、石油、天然ガス資源の枯渇であり、もう一つは核融合の実用化なのですね。

この二つ、いずれも30年後といわれて久しい。ここ半世紀ほどの間、ずっと30年後には、などといわれ続けてきたのですが、さすがにそろそろこの数字が現実味を帯びてまいりました。

まあ、石油・天然ガスの方は、ある日突然、ということはないのでしょうけど、徐々にコストが上昇するということはありそうな話で、掘りやすい所から掘っておりますので、枯渇に近づくにつれだんだんとコストは上がる。

一方の核融合は、国際共同開発中のITERが2035年の着火を予定しているほか、数カ所で進められている民間のスタートアップが2030年代の発電開始を狙っている。この手の技術は、ひとたび完成すれば急速に普及するもので、その姿を事前にイメージすることが難しいことは、スマホや液晶テレビを見ればご理解いただけるでしょう。

この二つの大きな変化は、互いに相乗効果を及ぼすはずで、2040年代から50年代にかけて、エネルギー分野に関して大きな変化が生じる可能性は極めて高い。それを考えれば、温暖化問題に悩むこともバカらしく思える一方で、この変化には、きちんと備えておく必要も感じるわけです。

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