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全世界が疑う日本司法の公正さ

アゴラ編集部の1/19付けアゴラ記事「日本で死亡事故を起こした米兵がテレビ出演:まるで英雄のような扱い」へのコメントです。


これは、日本の司法が世界中から信用されていない、という事実に基づくものでしょう。

Wikipediaの「犯罪人引き渡し条約」などを見ていただければわかるのですが、我が国とこの条約を締結している国は、米国と韓国の二か国のみ。ヨーロッパの国などは100か国以上と締結している。韓国だって25か国と締結していると。

だから、米国など、世界の中ではまだ我が国の司法を信頼している国なのですが、その米国にしてこうだ、というところが最大の問題です。

これを正すには、海外に文句を言っても始まらない。みんながおかしいと思うときは、たぶん自分がおかしいのですね。だからまずは、我が国の検察、司法当局が自らを律しなくちゃいけない。冤罪事件を起こしがちの体質を改め、フェアネスに徹すること。さらには、信頼回復のために打てる手を可能な限り打つことです。

失われた信頼を回復するのは、信頼を保つ以上に難しい。やってしまったことは仕方ないけど、日本が国際社会で尊敬される国になるには、避けて通れない道だと思います。

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