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日本の問題は、事務職の保守性

倉沢良弦氏の9/23付けアゴラ記事「伝統的保守層から日本を解放せよ!」へのコメントです。


確かに日本はデフレ不況下であったのだが、旧民主党政権下と近年のコロナ禍で一部停滞を見せたものの、実は日本のGDPは一度も落ち込んではいない。https://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html

日本のGDPは、たしかに、落ち込んではいない。だけど、他国が上昇しているのに対して、1990年代からほとんど上昇していないのが問題なのですね。たとえば、米国のGDPは1992年から2022年でほぼ倍増しています。https://ecodb.net/country/US/imf_gdp.html

たしかに米国は、日本と違って人口も増加しているのだけど、米国の同じ期間の人口増加率は30%ほど。GDPの伸び率100%に比べると全然小さい。https://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=LP&c1=US&c2=JP

1990年代に生じた日本と米国の違いは、確かにバブル経済の崩壊もあったけれど、それが30年も影響し続けるのはちょっとおかしい。もう一つの大変化、情報革命がこの差を生み出したと考えるのがより妥当でしょう。

なにぶん、1980年までの我が国が、自動車や電機産業で世界をリードしていたのに対して、2000年以降の米国はGAFAに代表される情報サービスが世界をリードしている。彼我の差は歴然なのですね。日本が変革を嫌うのはその通りであるとしても、それは、ホワイトカラー業務の世界で変革を嫌ってしまったことが大問題と考えなくてはいけません。

1 thought on “日本の問題は、事務職の保守性

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