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価値創出と価値消費が評価の元

岡本裕明氏の11/20付けアゴラ記事「少子化と物価高:長期で見ると国際的な評価の下がる日本円」へのコメントです。


人口が減れば、人材不足が顕著になるというのですが、ニーズも減るわけで、需要と供給はバランスするはずです。つまり、床屋さんは減るけど、お客も減る。床屋さん一人が刈らなければいけない頭の数は変わらないのですね。

地方の行政サービスにしても、人口が減るなら、都市部に人を集中させるコンパクトシティにすれば、かえって効率的な行政サービスが可能になる。農業は大規模な法人化して、機械化を進めるとともに、人が必要ならば、専用の車両で遠隔地の農場に運べばよい。

結局のところ、問題が起こるとすれば、国民一人あたりが国内で生み出す価値の減少であり、若い人たちが(たぶん今後成長すると思われる)情報技術者を目指すなら、これはこれで結構な話だと思うのですね。

円の外貨に対する強さは、結局のところ、国内で生み出す価値の総量と、国内で消費する価値の総量のバランスで決まるということでしょう。金利を操作しても、結局のところは、貸し借りが生じるだけの話。対外債務を増やすだけでは、本当の解決にはなりません。

たいした価値も生み出さないけれど、取るものだけは取りたい。そういう怠惰な考えをする国民と、これを甘やかす労働組合なりポピュリスト政治家が、結局のところ、アルゼンチン化を招くということでしょう。安易な道を選ぶと、しっぺ返しが怖い。これだけは確かです。

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