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保護される立場という不安定さ

黒坂岳央氏の10/6付けアゴラ記事「日本の好景気に乗っている人、実感がない人」へのコメントです。


「牛肉や牛乳は安定しているから」と親の後継ぎで酪農家になったある男性は「まさしく青天の霹靂だ」と嘆いでいた。

これはちょっと甘いでしょう。日本の酪農家は、国際競争力があるわけではない。それどころか、ぜんぜんない。政府が保護してるから成り立っているだけの産業が「安定しているから」は、ないと思いますよ。

「サラリーマンは安定している」という話があるが、給与は安定的に受け取れるという事実は間違いない。

こっちもどうなるかわかりません。たしかに、今の大企業の正社員の雇用は安定している。だけど何時、金銭解雇が自由化されるかわかりません。こちらも酪農と同じく、保護された立場だということを忘れちゃいけません。

それよりも日本人が心しなくてはいけないことは、日本人の給与レベルは、生み出しているものと比較して、少々高すぎる。それを調整するのが、この先の為替レートの変化だということ。何もなければ円安に移行して、ドル建ての給与が下がる、それが自然な姿だと思いますよ。

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