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フランス革命に始まる国民国家

八幡和郎氏の6/3付けアゴラ記事「日本の保守がフランス革命を否定したら価値観外交の否定」へのコメントです。


フランス革命といえば、バスティーユ襲撃を真っ先に思い浮かべますし、ギロチンという処刑道具が印象的で、血なまぐさいイメージが先行します。そもそも基本は、武力革命ですからね。

そういう意味で、民主主義国家においてフランス革命を嫌うことは、ある意味、自然な感覚ではあるのですが、そもそも主権在民の「国民国家」が成立したのがフランス革命なのだから、これは致し方ありません。

フランス革命の暴力的な側面は、当時のフランスが置かれた事情によるものとして一旦わきにおいて、近代的な人権感覚を併せ持った国民国家の成立を祝うというのが、今に生きる教養人の普遍的な感覚だと思いますよ。

まあ、そう思われない方が多々おられるであろうことも、想像に難くはないのですが、、、

1 thoughts on “フランス革命に始まる国民国家

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