コンテンツへスキップ

地球温暖化が救う飢えた人たち

池田信夫氏の12/10付けアゴラ記事「『2050年ネットゼロ』の費用はその便益よりはるかに大きい」へのコメントです。


以前もご紹介したのですが、本当に温暖化が進むものなら、人類全体にとってはむしろ福音になるのではないか、というデータを農業環境技術研究所というところがかなり以前に出しております。https://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/sinfo/result/result14/result14_30.html

結局のところ、炭酸ガス濃度が二倍になる(今世紀末頃でしょうか?)と、気象変動の結果、穀物生産量が増加する地域と減少する地域があり、トータルでは増加するというのがその結論です。

今日の地球上では、サハラ以南のアフリカで飢餓が広範囲に生じているのですが、この地域の穀物生産量も増加する。これは大いなる福音であると言えるでしょう。

その他の穀物生産量が増加する地域は、ロシア、カナダ、中国、ブラジルといったところ。逆に減少するのは、米国と欧州なのですが、これらの減少国は、さほどの飢餓に瀕しているわけでもなく、穀物生産の低下には耐えることができるでしょう。

と、言うことは、人類はどんどん温暖化を進めるべき、という結論になりそうです。まあ、その前に、化石燃料が枯渇してしまうのではないかと思うのですが、皆さん、何を心配しているのか、全く理解に苦しむところです。

1 thoughts on “地球温暖化が救う飢えた人たち

コメントは停止中です。