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午後ティー物語(妄想ですが)

中村仁氏の9/29付けアゴラ記事「『コストカット型からの歴史的転換を』の首相発言は乱暴」へのコメントです。


以下は、半ば私の妄想ですからそのつもりでお読みください。

以前、キリンの午後ティーを愛飲していたのですが、だんだん紅茶の味が薄くなる。当時は経営学のケーススタディなどということを学んでおりましたので、さては、と考えたのですね。つまり、この会社は「コストカット」をやっているのではないか、ということ。部門ごとに、たとえば「コストを3%削減せよ」などという号令を飛ばす。紅茶製造部門は、やむなく、茶葉を減らした、と。

このお話には続きがあって、しばらくしたら「純水午後ティー」というのを売り出した。お茶に使う水にイオン交換水か何かを使い始めた。そして極め付きはその次に出てきた「茶葉3倍」。ははーん、ついにキリンさんも気づいたね、とその時思ったのですね。そもそも、ペットボトル飲料の中身のコストなどタカが知れている。それよりは、どれほど売り上げを増やすかが大事だということ。とはいえ、茶葉3倍は、苦過ぎて私の口には合いませんでした。

それにしても、この「純水午後ティー」のコピー、たぶん、企画室の経営トップに対するメッセージだったのではないでしょうか。茶葉を減らしたりしたらだめだ、味で勝負しなくては、という意味ですね。それが全然通じなくて、この皮肉ともとれるコピーが外に出てしまった。

あ、全部私の妄想ですからね。で、結局言いたいことは、コストカットだけじゃダメ、ある場合には有害にすらなる、ということです。あくまで目指すべきは、価値の創出だ、ということ。既存の製品でそれが無理なら、新しいものを作り出さなくちゃいけない。岸田総理もよくお分かりです。たぶん。

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