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中村ゆきつぐ氏の1/31付けBLOGOS記事「ワクチン本当に順調に投与できるかな 慎重派(一部反対派?)と積極賛成派」へのコメント

中村ゆきつぐ氏の1/31付けBLOGOS記事「ワクチン本当に順調に投与できるかな 慎重派(一部反対派?)と積極賛成派」にコメントしました。


ワクチンには副作用というリスクがあり、しかも新しいワクチンの場合はこのリスクの程度がわからないという問題があるのですね。ワクチンを打つ利点として、自らが感染した際に軽症で済む、あるいはそもそもの感染リスクが低下するという、自分自身にとっての利益に加え、他人への感染拡大を防止して、社会でのコロナの蔓延を防止するという利点があります。

これを合わせた利益とリスクのバランスで、接種するか否かが決まるのですが、医師や政治家、社会思想家は後者の社会的利点を重視する人が多い一方で、種々の思想的ないしその他の理由からワクチン接種に反対する人たちもいる。これが話しをややこしくします。

また、個人には前者の個人的利益を重視する人も多いのですが、個人的判断において社会的利益を重視する公徳心の高い人も多く存在する。後者はいわゆる「民度が高い」ということでもあるのでしょう。問題は、ワクチンの接種率が低い場合、社会の内部でのコロナの感染拡大を防止する効果が得られないという点で、社会的利益に関心が薄くワクチン接種を嫌う人が多ければそうなってしまいます

もちろん、ワクチン接種を強要することは今日の先進国では困難なのですが、現実的には、それに近い形が起こってしまうのではないか、という気も致します。すなわち、接客業であれば店員のワクチン接種を明示してお客に良い印象を与える可能性もありますし、企業など多数の人が同じ室内で働く環境下では、クラスター発生を防止するため、従業員にワクチン接種を義務付けることも十分に考えられるのですね。

これは決して無茶な話ではありません。ジョン・ダンのいうように「人は島嶼にあらず。人はみな大陸の一塊(くがのひとくれ)」なのであって、ほとんどの人は、相互依存関係の中で生きているのですから。


返信がついております。

加藤洋行

不思議ですね。コロナが怖いというなら、コロナワクチンはもっと怖いはずです。日本人がコロナに感染したらどうなるかは、この1年で、ある程度のデータは取れている。しかし、海外で開発されたワクチンを日本人が打ったらどうなるか、そのデータは皆無と言っていい。それなのになぜワクチンはすんなり受け入れるのでしょうか。とっても不思議です。とっても不思議なサイエンティストです。


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

「新しいワクチンの場合はこのリスクの程度がわからないという問題がある」と、ちゃんと書いているでしょ。

とはいえ、欧米で既に接種が始まっているワクチンに関してはさほど心配することはありません。人は一属一科、ホモサピエンス・サピエンスで、欧米人も日本人も、薬の効き具合にさほどの違いがあるわけではない。日本人で実績のない薬が怖いなどといっておりますと、欧米に移住した人は、命がいくつあっても足りないことになってしまいます。

むしろ怖いのは中国産のワクチンで、効き目は中国人も日本人も差がないだろうとは思いますが、中国人に対してだって、このワクチン、本当に安全なものなのか、何とも言えない。反証可能性が担保されない国で開発された医薬品など、大変に恐ろしく、できれば避けたい代物です。事故を起こした高速鉄道車両を、穴掘って埋めてしまうような国ですから。

なお、コロナに関しては、これまでのコロナであればどんな代物であるかは大体わかっているのですが、いつ変異株が発生するかがわからないし、その変異株がどのような特性を持つのかもわからない。若者は大丈夫と言っておられますけど、いつ何時、その前提が覆るかもわからないのですね。怪しげなウイルスなど、いつまでも抱えているとろくなことにはなりません。さっさと無視し得るレベルまで、感染者を減らすことが吉だと思いますよ。


加藤洋行

瀬尾 雄三

>とはいえ、欧米で既に接種が始まっているワクチンに関してはさほど心配することはありません。

その根拠はなんですか。欧米人と日本人、かなり遺伝子構造が違いますよ。その遺伝子を書き換えるというのに、なぜ心配ないと言い切れるのでしょうか。


加藤洋行

瀬尾 雄三

>人は一属一科、ホモサピエンス・サピエンスで、欧米人も日本人も、薬の効き具合にさほどの違いがあるわけではない。

じゃあなぜ、欧米で日本の数十倍の感染者を出しているのでしょうか。ネアンデルタール人の子孫はコロナウイルスに弱いという論文も発表されたようですが。


加藤洋行

瀬尾 雄三

>いつ変異株が発生するかがわからないし、その変異株がどのような特性を持つのかもわからない。

残念ながら、インフルエンザも数千種類の変異株を持っているそうですよ。サイエンティストとして大丈夫ですか?


西川 均

人種(地理的集団)間の遺伝子の違いは、集団内の個体差よりも小さい事が既に明らかになっていますので、その点は訂正させて下さい。

確かに薬剤の体内動態は人種間で違いが見られますが、例えば新型コロナワクチンの副反応が、モンゴロイドではコーカソイドの数十倍も現れる、ということは非常に考えにくいです。

またサンプル数は少ないものの、日本人を対象とした治験も行われていますので、それほど心配する必要はないでしょう。


加藤洋行

西川 均

これが一番わかりやすいと思います。コロナワクチンが開発禁止になるかもしれない。 リンク


瀬尾 雄三

加藤洋行 さん

いろいろな誤解をされているようです。まず、遺伝子書き換えといっているのは、ウイルスの遺伝子を書き換えてワクチンを作っているという意味であって、ワクチンを接種した人間の遺伝子を書き換えたりするものではありません。

次に、人がすべてホモサピエンス・サピエンスという意味は、基本的な遺伝子構造は同じだということです。人のDNAには、ネアンデルタール人との混血の跡も残されていますけど、これがアジアとヨーロッパのコロナ感染力の差を説明するものであるとの結論は得られていません。(というか、この混血は、人類のかなり広い範囲に広がっているはずです。)

最後に、変異株という意味は、高い感染力や致死率などの危険な要素をもち現在猛威をふるっている「新型コロナの変異株」が恐れられているのであって、一般的なインフルエンザの変異株が恐れられているわけではありません。

既に、新型コロナの変異株は、英国や南アフリカその他で見出されており、高い感染力が確認されているほか、致死率も高い可能性が指摘されております。これらの複数の変異株の詳しい性質はこれからわかるでしょうし、人類が新型コロナと共生している限り、この先もいくつもの変異株が出てくるでしょうし、中には危険なものが出てくる可能性もある、ということです。

1 thoughts on “中村ゆきつぐ氏の1/31付けBLOGOS記事「ワクチン本当に順調に投与できるかな 慎重派(一部反対派?)と積極賛成派」へのコメント

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