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中村ゆきつぐ氏の3/21付けBLOGOS記事「危機管理の無駄 それは余裕という必要 無駄がないといい危機管理なんてできない」へのコメント

中村ゆきつぐ氏の3/21付けBLOGOS記事「危機管理の無駄 それは余裕という必要 無駄がないといい危機管理なんてできない」にコメントしました。


無駄は、確かに危機管理では重要でしょう。消防車や救急車が遊んでいるのは無駄である、消防署員が漫画を読んでいるのはけしからん、などという人がたまにおりますが、ばかげた話です。

でも、無駄の効用というのは、危機管理に限られるものでもなく、たとえば豆腐をいくつ作るか、などという際にも、無駄を前提に個数を決めているのですね。

豆腐は、それほど保存がきくものではなく、余ったら捨てるしかない。一方、余らないように少しだけ作れば、お客が来ても売るものがなく、みすみす利益をとりそこなう。お客の到来には日々の波がありますので、捨てる損失と、在庫切れによる機会損失を天秤に掛けて、生産個数を決めております。これに関連して「豆腐指数」などという話題もありました。https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1705/25/news027.html

スーパーのレジにしたところで、空いているレジは待たなくて済むという意味で、お客にとっては価値がある。情報機器もそういう要素があり、端末や計算機能力の稼働率が100%に近い状態だと、空くのを待つ技術者が遊ぶこととなる。通常は、技術者の給料の方が情報機器のコストよりもはるかに高いため、技術者の使う道具には余裕を持たせるのが最適ということになります。

この手の話、確か義務教育課程の数学でも、確率統計のところで勉強しているのではないでしょうか。まあ、全員が全員理解しているなどという保証はどこにもないのですが、、、

1 thoughts on “中村ゆきつぐ氏の3/21付けBLOGOS記事「危機管理の無駄 それは余裕という必要 無駄がないといい危機管理なんてできない」へのコメント

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