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個人投資家について

最近の新聞、雑誌をみるに、一般の人達の株への関心が増大している、との記事が増えてきました。まあ、株式投資を奨める記事、というよりは、リスクを認識させる論調が多いのですが、その前振りにも、株はいかに有利であったか、ということが書いてありまして、まるで煽っているような印象すら受けるのですね。

まあ、マーケットにお金が流れ込むのはあり難い話でして、既に保有している株式、大いに上げていただくことに、全く異存はありません。

しかし、素人が買い始めたら相場は終わり、という格言とも、経験則ともつかない原理がありまして、まあ、バブルはいずれ弾ける、ということなのですね。

この先の高値、確かにありそうなのですが、いずれ弾けるバブル相場となりそうな雰囲気でして、この先の重要なポイントは、株式投資からの完全撤退の時期、です。

まあこれ、今日明日、ということはないでしょう。一つの目安は、朝日新聞が、株式投資を煽ること。株で大儲けした人達の話が朝日の紙面をにぎわす頃が、相場の終わり、と個人的には、密やかに睨んでおります。

今の株式相場、今年の夏以前に株式投資を始めた人は、大部分の人が儲けているはずでして、特に2003年の春以降始めた人は、相当にむちゃくちゃな買い方をしても儲けているはずなのですね。何しろ日経平均も倍増しておりますので。

私も、株式投資を始めたのが2003年の春。そのとき投じた資金だけでの運用、つまりその後は資金を追加せず、逆に儲けの一部を現金化して使ってしまっているのですが、証券会社の口座残高は増える一方。ひょっとして、私、株式投資の才能があるのでは、などと本気で思ったこともあるのですが、同じ時期に参入した人は、大抵同じくらい儲けているのですね。

ここで下手に自信を持つことは百害あって一利なし、です。この先も、当分株価は上昇基調であろう、とはみているのですが、ここは資金を追加せず、既に投じている資金の範囲内に止める作戦。値上がりを狙うよりも、下落のリスクを避けることに専念したいと考えております。

この3年間の私の投資戦略、唯一誇れるところがあるとすれば、それはリスクの抑制。この3年での私の資産倍増、日経平均と同程度ではあるのですが、日経平均には一時国有化で株は紙くず、と危惧されたメガバンク(の一部)も含まれているのですが、私はそういう株に手を出すようなリスクは犯さないでやってきたわけですから。

でもここに来て、株価が上がってきたのは良いのですが、それは下落のリスクも増大したということなのですね。

時価評価主義の私といたしましては、持ち株の株価下落は損失。そのリスクを最小に抑えることこそ、この先の重要な課題であると認識しております。要は、高値で売る、これができれば言うことはありません。